「後払いツケ払い業者」と言えば、このサイトでも今まで違法業者を中心にお伝えしてきました。
しかし、最近になって経済状態の急速な悪化により、正規の業者による後払い決済でも支払いができずに困っている方が急増中です。
その中でも有名なサービスに『atone(アトネ)』があります。
この記事では、
- atoneの後払い決済の仕組み
- atoneの審査難易度
- 上限額とともに滞納してしまった時の対処法
について司法書士の卵が詳しく解説していきます。
結論から申せば、atone(アトネ)を滞納すると裁判沙汰になるので早めに解決した方が良いでしょう。
atoneへの支払いでお困りの方はここから無料相談!
ZOZOツケ払いやNP後払いなど後払い決済の返済にお困りの場合は、後払い決済に強い司法書士の無料相談を活用することで、分割交渉や督促を停止できる場合があります。
atoneをざっくり説明!
atoneは後払い決済サービスのパイオニア的存在・『株式会社ネットプロテクションズ』の運営サービスです。
『NP後払い』と聞けばピンと来る方も多いのではないでしょうか。
atone(アトネ)は、あのNP後払いと同じ運営会社のサービスというわけです。
NP後払いとの違いは?
NP後払いとの違いを分かりやすく表にまとめました。
種別 | atone | NP後払い |
---|---|---|
支払い期日 | 月一回 | 決済ごとに14日以内 |
手数料 | 利用月のみ209円 (月に一度だけ決済) |
決済ごとに~200円 |
利用可能店舗 | 一部リアル店舗OK | 原則ECサイトのみ |
このようにNP後払いの違いとしては以下のようなポイントが挙げられます。
- 支払い期日が月一回にまとまる
- 利用月のみ、手数料が月額290円かかる
- 一部リアル店舗でも後払いが利用可能
atoneの利用上限額
atoneの利用上限額はMAX5万円となります。
公式サイトや関係のメディアでは「一人一人異なる与信枠を設定している」と記載がありますが、実際にはどれだけ信用状態が良くてもマックスの金額は5万円までであることが分かっています。
atoneの申込み方法
atoneのアプリから申し込むだけです。
方法はとても簡単なので、スマホアプリの説明や画面の指示に従って進めてみてください。
店舗決済
atoneを店舗決済で使用する時の申し込み方法・利用方法について解説します。
具体的には以下の流れで店舗決済の申し込みが完了します。
- アプリを起動してコード決済という部分をタップ
- 店舗の端末またはタブレットに表示されるQRコードをスキャン
- 金額を入力し決済
- 完了
オンライン決済
オンライン決済の場合はとても手続きの流れがシンプルです。利用対象のECサイトで注文を行い、決済時にatoneを決済方法として指定するだけです。
あとは事前に付与されている与信枠の限度内でまず注文が可能です。
その後注文ごとに与信審査が入り、審査に通過すれば決済が行われ、商品が配送されることになります。
atoneの審査難易度は?

実はatoneの場合、CICやJICCなど個人信用情報機関への登録や情報照会がありません。
つまり、NP後払いのサービスの利用実績やネットプロテクションズが保有しているデータだけを参考情報として審査を行うことになります。
場合によってはCICやJICCのスコアリングが良好な方でも審査に通過しないことがあります。
【結論】atoneは完全独自審査
結論としてatoneは完全独自審査の後払い決済サービスと言えます。
とはいえネットプロテクションズの従来のサービスであるNP後払いの利用実績がある方は、
- 利用情報
- 期限内に支払いを行っていたかどうか
などの情報が判断材料になることは十分に考えられます。
よって、CICやJICCブラックの方でもNP後払いの支払い実績さえ良好であれば、十分に審査に通過できる可能性もあるでしょう。
atoneの返済が遅れるとどうなる?
atoneの返済が遅れるとどうなるかについて解説します。
原則としてNP後払いの返済が遅れた時とほぼ同じことが起こると考えられます。
利用停止
まずはatoneをこれ以上利用できなくなります。
遅延が解消するまでは最低限利用できませんので注意が必要です。
【注意】督促・取り立て
利用停止後も支払いができずにいると、業者側から督促が入ることになります。
このとき最初に督促業務を行うのはネットプロテクションズの担当部署と考えられます。
【危険】弁護士からの督促
担当部署からの連絡にも関わらず無視していたり、支払いが長期にわたって不可能な場合は弁護士からの督促に切り替わることがあります。
ここまで来ると裁判一歩手前なので注意が必要です。判決が確定してしまうと給与差し押さえなどの行為をネットプロテクションズ側に許してしまうことになります。
ちなみに「03-6261-1262」からの着信は鈴木康之法律事務所からです。

弁護士から督促がきて、精神的に参ってしまう前に専門家へ依頼して、督促を即日でストップするのがオススメです。
下の司法書士へ相談すれば、
- atoneの取り立てを即日でストップできる
- 支払いを分割にしてくれる
- 他の借金も交渉してくれる
ため、裁判や差し押さえなどを回避することができます。
費用はあとから分割で払えばOKなので、まずお金に困っている方や支払いが怖い・・・という方は、司法書士に対応を相談してみましょう。
まとめ
ネットプロテクションズが新しく開始したサービスatoneについて、今回は概略を解説してきました。
個人信用情報機関への情報照会・登録はありませんが、NP後払いの与信データに基づき与信が行われるため、場合によっては決済の瞬間に審査が通らなかったという可能性も否定しきれません。
また返済が遅れると法律事務所からの連絡に切り替わるケースも多数あるため、できるだけ早く返済に困っている方は司法書士や弁護士に相談しましょう。
裁判となれば、ほぼ確実に敗訴or支払い義務が確定してしまうので、強制執行や差し押さえに発展してしまうかもしれません。
司法書士への費用は分割でも大丈夫なので、取り返しのつかないことになる前に一度相談してみてください。
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