「借金が返せないから踏み倒したい・・・」

多額の借金を抱えていると、そのような考えが浮かんでしまいます。しかし、借金を踏み倒したら警察に捕まるのではないかと不安になる方も多いでしょう。

そこで今回は、借金を踏み倒したら警察に逮捕されるのか詳しく解説します。また、踏み倒しを考えるほど生活が苦しい場合の正しい対処法もまとめました。借金に苦しんでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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借金の踏み倒しで警察に逮捕される？

借金を踏み倒した場合、警察に逮捕されるのでしょうか？結論から言えば、借金を踏み倒したからと言って警察に捕まることはありません。

ここでは、警察に逮捕されない理由とともに踏み倒す際の注意点やリスクを解説します。

借金の踏み倒しでは逮捕されない

前述した通り、借金の踏み倒しで警察に逮捕されることはありません。暴力や器物損壊などが絡めば刑事事件となり、警察が動く可能性があります。

しかし、借金の踏み倒しは民事の問題です。警察は民事不介入の原則から、借金問題には関与しないことがほとんどです。

踏み倒すつもりで借りることは詐欺罪の可能性

借金を踏み倒しても警察は動かないと解説しましたが、最初から踏み倒すつもりでお金を借りている場合は詐欺罪にあたる可能性があります。

刑法246条には、「人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。」と記載されています。踏み倒す前提でお金を借りる行為は犯罪になるでしょう。

借金を踏み倒すリスク

借金を踏み倒しても逮捕されることはありませんが、さまざまなリスクがあります。ここでは、借金を踏み倒すと生じる3つのリスクを見ていきましょう。

裁判になる

借金を踏み倒すと契約違反となり、裁判を起こされる可能性があります。消費者金融や銀行から借りたお金を踏み倒すと、借りる際に契約した内容に違反することになり、責任を問われるので注意が必要です。

時効にならない限り、相手はいつでも民事裁判を起こせます。必ず裁判を起こされるわけではないものの、リスクがあると覚えておきましょう。2020年4月以降の借り入れの場合には、基本的に5年で時効となります。

給料口座や財産の差し押さえ

借金を踏み倒した場合、給与口座や財産が差し押さえられる可能性があります。給与口座が差し押さえられると、会社にバレるリスクもあるでしょう。

また、車などの財産が差し押さえられた際は、家族に借金のことを知られてしまう場合があります。家族や会社に借金のことを話していない方も多いため、バレることでトラブルになるケースも少なくありません。

ブラックリストに入る

借金を踏み倒して信用情報に傷がつくと、ブラックリストに入ってしまいます。ブラックリストに入るデメリットは、以下の通りです

事故情報が消えるまでには5～10年かかるため、その間は多くのデメリットが生じると覚えておきましょう。

借金の踏み倒しを考えるほど苦しいときは

借金の踏み倒しを考えるほど苦しい思いをしている方は、法テラスで時効援助や債務整理についての相談ができます。法テラスの利用であれば、気軽に無料での相談が可能です。

また、債務整理を検討している場合には借金問題に強みを持つ弁護士や司法書士に直接相談する方法もあります。借金の状況を詳しく話せば、プロの目線で最適な解決方法を提示してくれるはずです。

多くの事務所が無料相談に対応しているため、まずは一度問い合わせてみましょう。債務整理にはメリット・デメリットがあるため、それぞれを把握したうえで依頼を検討してみてください。

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借金の踏み倒しで警察に逮捕はされないがリスクが大きい

借金の踏み倒しによって警察に逮捕されることはありませんが、裁判や財産の差し押さえなど大きなリスクが伴います。

お金を貸している側からすれば、何とかして借金を回収したいと思うはずです。踏み倒して時効まで待つのはリスクが大きすぎるため、1人で悩まず弁護士や司法書士に相談しましょう。

借金問題に強みのある事務所に相談すれば、スムーズな解決が見込めます。以下の記事で債務整理におすすめの事務所を紹介しているので、ぜひ併せて参考にしてみてください。

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