夫の隠し事ほど、やっかいなものはありませんよね。

その中でもすぐに奥様の生活にも直結してくるのがやはり「旦那の隠し借金」ではないでしょうか。

実際、男の人は奥さんに借金を隠す傾向にあり、浮気を見つけるのと同じくらいのエネルギーで当たらないと借金を発見出来ることはありません。

その他、夫に借金が発覚してしまった時もやはり、奥様が主体となって解決に導かなければなりません。今回はそんな時に使える方法をご紹介したいと思います。

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夫の借金を見つけるためのチェックポイントまとめ

まず初めに、夫の借金を発見するためにどんなポイントをチェック（捜査）すればいいのか？ということについてまとめてみました。

具体的には以下のようなポイントで借金が見つかる可能性があります。

では、順に見ていきましょう。

財布に細長いレシートが入っている

通常のレシートではなく、やたらと細長いATMのレシートが入っている場合は要注意、というかほぼ「クロ」です。

一般的にコンビニATMで出力されてくるレシートは銀行取引の場合、やや長方形かな？くらいでそこまで長くありません。しかし、消費者金融の取引をコンビニATMで行った場合、独特の細長い形になります。

これは、その業者専用の利息や次回返済期日などの情報が印字されて出てくるためであり、この長いレシートが入っていれば間違いなく怪しいです。普通の銀行取引で、こういったレシートの長さになることはまずありません。

やたらキラキラのカードを持っている

お財布の中に、形はキャッシュカード風なのにやたらとキラキラしたカードが入っていたら要注意です。

これは消費者金融が発行している専用ローンカードである可能性が高いからです。

また、こうしたカードはあまり大々的に消費者金融の会社名などを入れないため、パッと見てどこのカードか分からないようなものもまた、怪しさレベルで言えば高いと言えますね。

夜８時ころに電話が来て部屋を出ていく

仕事から帰ってきて、夜８時ころになると夫のスマホに電話が来て、部屋をそそくさと出ていく・・・というパターンは浮気の可能性もあるため見分け方が難しいかもしれませんが、これは消費者金融が債務者が帰宅する時間を狙って返済督促の電話をかけている可能性があるのです。

なぜこのようなことをするかと言いますと、それは「取り立てのため」です。

つまり、そういった電話が来ている段階ですでに返済期日からある程度の日数、延滞をしてしまっている可能性が極めて高く、その取り立てのために連絡をしているということなのです。

このように、一見すると普通に見える行動でも実は裏には何かしら理由があることが多いため、普段の行動をよく観察してみることも大切ですね！

自宅に非通知で電話がくることがある

上記のような夫の行動に前後して、自宅の固定電話に非通知で着信がある場合、本人がそもそも延滞をしていて、さらに携帯への連絡も無視している可能性が極めて高いと言えるでしょう。

夫が隠している借金を調べる方法はある？

先ほどのような状況証拠があれば「夫は借金を隠している」というのが分かるわけですが、妻の方でも何か法的に、機械的に借金を調べる方法はあるのでしょうか？

具体的には、以下のような方法を取れる可能性はあります。しかし、厳密には、配偶者であっても本人の借金を正当に調べることは難しいのが現状です。

では、順に解説していきます。

郵送物をチェックする

郵便物の中には本人宛のものもあれば家族宛てのものが混ざっている場合があります。さらに日中に届くケースが多いので、基本的には夫が出勤している時間帯であれば、奥様が自分で確認することも可能なはずです。

もし、その中にカラフルな封筒であったり、反対に裏面に小さく「〇〇ファイナンス」「〇〇フィナンシャルグループ」などの文言が入っていると、消費者金融からの手紙で間違いないでしょう。

自宅固定電話への着信番号からチェックする

消費者金融が自宅の電話番号へ架電する場合、基本的には非通知で電話をかけます。しかし最近は非通知の着信に出ないケースも多いため、0120から始まるフリーダイヤルで掛けてくるケースもあります。

そのため、自宅の固定電話にかかってきて、それが知らない番号だった場合には、まずは検索することをおすすめします。

番号によっては、一発で消費者金融だと分かるケースもあります。

【奥義】問い詰める

一番手っ取り早い方法かもしれません。ただ、あまりオススメできる方法でもない上に、場合によっては夫婦関係が悪化する可能性も秘めています。

というのも、「あなた、私に隠れてお金を借りたわね？」などといきなりストレートに聞くことで、夫としては言い訳をするしかなくなりますし、そうなると感情的になって喧嘩になるリスクもあるからです。

もちろん、本当に借金があるならきちんと話し合うべきですが、責め立てるような態度を取る必要はあるのかどうか、よく考えてから実行するようにしたいところですね。

夫の借金を債務整理をすべきタイミング・基準は？

さて「夫が債務整理をした方が良いタイミングとはどういうときなのか？」という点についても触れたいと思います。

結論から言うと、以下の3つの条件を満たしたときこそ、債務整理を行うべきだと考えられます。

それぞれ詳しく説明していくと以下の通りとなります。

３社以上の借り入れがあって、返済が１ヶ月以上滞っている

まず最初に、３社以上の消費者金融から借入があり、１ヶ月以上その返済が止まってしまっていて、なおかつ、裁判所からの呼び出し状が届いたり、支払い催告書が送られてきている状態の場合は、債務整理をすべきタイミングだと思ってください。

そうならないためにも、早めに司法書士に相談するなどして対処することが重要です。

住宅ローンの支払いが困難になっている

次に、住宅ローンを滞納している状態ですが、これもかなり危険な状態であると言えます。単純に、住む家を追い出されてしまう危険性があるためです。

ライフラインの中でも絶対に守らないといけないボーダーラインとなるので、任意整理で他の業者への支払いを一旦合法的に停止してでも、住宅ローンの支払いを手当したほうがよいでしょう。

また、仮にハウス・リースバックなどで家が売れて、自宅に残れるとしても、買った人に所有権そのものは移るため、結局は支払いができなくなると住めなくなってしまうという事態に陥りかねません。

強制解約通知などが届いている

最後に、強制解約通知についてですが、これはいわゆる「裁判秒読み」を意味しており、このまま放置しておくと強制的に財産を差し押さえられてしまうことを意味します。

この場合、家財道具はもちろんのこと、現金や預金なども差し押えられてしまう可能性があります。

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債務整理に必要な手続き&費用は？

では、実際に債務整理をするためにはどのような手続きが必要なのか？ということについて解説いたします。

まず、弁護士や司法書士といった法律の専門家に依頼する場合は、任意整理に強く、債務問題に特化した事務所に依頼することで一社あたり4.4万円程度から比較的安価に済むことが多い印象です。

一方、個人再生や自己破産などの法的手段を用いる場合は、裁判所に申し立てを行い、再生計画の認可や免責許可決定を得る必要があります。

その場合、やはり専門家の費用が高上がりしてしまうので、可能であれば任意整理で対応していくのがオススメです。

まとめ

今回は、夫の借金を調査するためのチェックポイントや、それを踏まえた上での対策法などについてまとめてみました。

どれも、ちょっとした知識さえあればすぐに実践できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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