Paidy、Kyash、バンドルカード・・・
これらの商品名は全て、後払いサービスのうち「きちんとした企業」が行なっている正規サービスとなります。
ただしどちらかと言うと、製品の性質上、金融機関の審査に通りづらくクレジットカードが新規に取得できない人の方が、この手の商品名にお詳しいかもしれません。
それほどまでにCICの情報をチェックしない「新しい形の正規後払いサービス」が台頭してきています。
これらの商品名は有名どころであり、全て新しい形の後払いサービスとして人気を博しているものです。
しかし2021年秋口に入り、これらの審査が次々と否決になる方々が出てきたのです。ここではその理由を当サイトが独自に考察してまとめていきます。
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CICを見ない後払いサービスが人気?有名サービスまとめ
まずは、後払いサービスをいくつかご紹介していきます。
- Paidy
- Kyash
- みんなの銀行
- バンドルカード
- メルペイスマート払い
- NP後払い
これらはすべて正規業者または大手企業が行なっているものであり安全なサービスです。実際にお使いの方もいらっしゃるでしょう。
改めてそれぞれの商品特性や詳細をお伝えしていきますので確認していきましょう。
Paidy
審査 | 注文ごと。過去の利用実績や利用金額でNGになる場合も |
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限度額 | 設定なし |
手数料 | 口座引き落としの場合0円、コンビニ払いの場合356円、銀行振込の場合は振込手数料は振込者の負担。 |
支払い時期 | 月末締め、と翌月1日請求書発行、原則10日まで。口座引き落としのみ12日引き落とし |
支払い方法 | コンビニ払い・銀行振込・口座引き落とし |
使える場所 | SHOP LIST(ショップリスト)、ラクマ、BUYMA(バイマ)、DEAN&DELUCA(ディーンアンドデルーカ)、エアトリなど |
Paydyはどちらかというと外資系企業の雰囲気を感じさせるサービスです。Amazonで利用できるケースもあることから最近は利用者が増えています。
しかしこちらもまた最近の審査傾向を見ていると否決になる方々が続発しています。
Kyash
審査 | 審査については記載なしのため基準は不明 |
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限度額 | 3000-50000円 支払いを済ますことで利用枠は復活 |
手数料 | 3,000円 〜 10,000円:500円 11,000円 〜 20,000円:800円 21,000円 ~ 30,000円:1,150円 31,000円 ~ 40,000円:1,500円 41,000円 ~ 50,000円:1,800円 |
支払い時期 | 翌月末まで |
支払い方法 | コンビニ・ネット銀行・Pay-easy(ペイジー) |
使える場所 | VISA加盟店 |
イメージ的に遠い親戚として大手貸金業者のアイフルが関連しているようなサービスです。
こちらについても基本的には限度額が小さめで、CICのチェックもをほぼ入らないと考えられるサービスです。しかし最近は今まで使えていたのにいきなり後払いが使えなくなったという方もいらっしゃいます。
また、最近はイマすぐ入金というサービスが新しくリリースされており、これにより正規の後払いサービスとして参入してきた感じがあります。
みんなの銀行
審査 | 20歳以上で収入があることが条件 |
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限度額 | 5万円 |
手数料 | なし |
支払い時期 | 期限の定めなし |
支払い方法 | みんなの銀行への入金 |
使える場所 | 口座引き落としの際に残高がない場合に利用可能 |
SNS上で爆発的に流行したのがこちらの銀行です。
この銀行は正規の金融機関であり、また金融機関が行なっている後払い・立て替えサービスということで非常に人気が出ました。
また紹介制度で誰かが紹介コード経由で口座開設をした場合にアフィリエイト報酬が入るというwin-win構造も相まって利用者が急増しています。
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【注意喚起】バンドルカードとバンドルペイ
ここで少し番外編です。実は正規の後払いサービスにバンドルカードというものがあります。
そして新型闇金と呼ばれるサービスの中にバンドルペイというものがあります。
めちゃくちゃ名前が似ています。しかしこれら二つは明確に別物であり、混同される方が多い印象です。
バンドルカードは正規業者、バンドルペイは新型ヤミ金として覚えておきましょう。
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ちなみにバンドルカードに関してはCICのチェックがない後払い型サービスの急先鋒ともいえる存在です。もっと言えばパイオニア的(一番最初)存在と言っても良いです。
リリース直後は複数アカウントが作れたり審査なしで誰でも2万円のプリペイドカードがゲットできるなどいわゆる「穴」のあるサービスとして、多重債務者はコミュニティで話題となりました。
現在は非常に審査が厳しくなっている傾向にあります。
メルペイスマート払い
審査 | メルカリの利用状況により審査。独自の信用スコアがある |
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限度額 | 20万円 |
手数料 | 3-15% |
支払い時期 | 翌月末払い。定額払いも可能 |
支払い方法 | 銀行引き落とし |
使える場所 | メルペイが使えるお店(IDも可能)メルカリ 内でも使用可能 |
ご存知メルペイスマート払いです。
メルカリの利用状況によって後払いの枠が審査されるという独自のスコアリングシステムが採用されており、その限度額は人によって異なるものの・・・ネット上で確認できる情報の範囲ではマックス20万円というデータがあります。
支払い時期も翌月末払いなのでほとんど外資系クレジットカードのように「一括払い」ができるクレジットカードと同じようなイメージです。
メルペイが使える店舗も非常に増えていることから、クレジットカードのように利用できるようになりました。しかしこちらも審査に否決されたり利用限度額がいきなりガクンと下がる事例が相次いでいます。
NP後払い
審査 | 信用情報の照会なし、利用状況や個人情報から審査するようです |
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限度額 | 5万円+税 |
手数料 | 基本なし、振込手数料のみ負担 |
支払い時期 | 請求書発行後14日以内 |
支払い方法 | コンビニ・郵便局・LINE Pay・銀行振込 |
使える場所 | 加盟店舗(57500以上) |
古くから存在する後払い型サービスの元祖的な存在です。
こちらは信用情報の照会がなく、利用状況や個人情報から審査を行う独自審査の後払いサービスです。具体的には電話番号や住所などが審査のポイントとなっている傾向にあります。
限度額は5万円程度となっており、手数料についても振込手数料のみ負担という良心的なサービスです。しかしこちらについても最近は経済状況の悪化で、過去に未払が発生している方を中心に審査に通りづらくなっています。
また一つの住所で利用できるアカウントの数に限りがあるという情報もあり、例えば同じ住所でご家族がNP後払いを利用している場合は他のご家族が別名義であっても審査に通過できないなどの事象が発生しています。
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後払いサービスの審査が否決になる理由って?
続いて、後払いサービスの審査が否決になってしまう理由をお伝えしていきます。
後払いサービスは便利ですが、審査が必ず通るというわけではありません。
理由をしっかりと確認しておきましょう。
利用者が増えすぎた
利用者が増えてくると、それに伴い未払いや遅延の問題も目立ってきます。
そうなると、サービス提供者側に簡単に審査を通すわけにはいきません。そのため、審査が厳しくなってしまうのです。
特に有名な後払いサービスでは審査が厳しくなっている印象がありますが、それは利用者が増えすぎたことが理由として挙げられます。
不正利用の台頭
不正利用がされてしまうことが増えてきたので審査が厳しくなってしまった、ということも考えられます。
また、自分と同じような属性の人が不正利用してしまうと自分にも被害が及ぶ場合もあるので注意が必要です。
他社情報が交換されている可能性
利用規約に「他社と情報を交換する可能性が~」的なことが書いてあると他社と自分自身の情報を共有されている可能性が高くあります。
この場合、他社での支払い遅延の記録があったりすると審査が通らなくなります。
利用実績がない
メルペイスマート払いなど、他のサービスに付帯している場合、そのサービス内での購入等の利用実績がない場合は審査が通らない場合があります。
限度額に達している
NP後払いなど商品を購入して後払いを利用する場合、気づいたら限度額を超えている場合もあります。
また、人により、限度額が低い場合もあるでしょう。
収入がない・証明できない
収入が一切ない、配偶者もいない場合どのように支払うのかサービス提供者は担保できません。
そのため、収入証明が出せない、入金実績のある通帳がない、というような場合は審査が否決される可能性も出てきます。
つまり、フリーランスの場合は審査が通らない可能性があるということでしょう。
後払いサービスの審査って実際どこを見られてるの?

後払いサービスの審査基準は各社とも詳細を公開していませんが、実際の利用者の体験談や否決事例などを分析すると、いくつかの共通する審査項目が見えてくるでしょう。
従来の金融機関とは異なる独自の審査手法を採用している後払いサービスでは、スマートフォンの利用状況や過去の返済データなど、多角的な視点から信用度を判断しています。
スマホ端末情報やIPアドレスでの信頼性チェック
後払いサービス各社は、申込時のスマートフォン端末情報やIPアドレスを詳細に分析しています。VPNや海外からのアクセスを検出した場合、リスクが高いと判断されて審査否決につながるケースが多く報告されているのです。
特にPaidyやKyashでは、国内の正規プロバイダー以外からのアクセスに対して厳格な対応を取っているようです。海外在住者や出張中の申込みであっても、VPN経由でのアクセスは避けるべきでしょう。
複数アカウントからの申込検出も重要なポイントです。なりすましや多重申込を防ぐため、同一端末や同一IPアドレスからの複数申請を監視しています。家族であっても同じWi-Fiネットワークから複数人が同時期に申し込むと、不正利用と誤認されてしまうのです。
過去の利用状況や返済履歴の蓄積データ
後払いサービス業界では、各社間で利用者の返済履歴や利用状況に関するデータ共有が行われている可能性があります。
また、バンドルカードやKyashなどのプリペイドカード系サービスでも、チャージ頻度や利用パターンが審査材料として活用されているでしょう。不自然な高額チャージや短期間での頻繁な利用は、マネーロンダリングなどの疑いを持たれる要因です。
過去に他の後払いサービスで問題を起こした経験がある場合、その情報は長期間にわたって保持される傾向があります。
完済から数年経過していても、利用再開時の審査で影響が出るケースも珍しくありません。
年齢や在住エリアによるリスクスコア分析
後払いサービス各社は、申込者の年齢や居住地域を基にしたリスクスコア分析を実施しています。特に18歳から22歳の若年層や、特定の地域在住者に対しては慎重な審査が行われる傾向があります。
統計的に返済トラブルが多発している年齢層や地域については、より厳格な審査基準が適用されているようです。同じ条件でも居住地によって審査結果が変わるという報告も多数寄せられています。
職業や年収に関する情報提供を求められないサービスでも、住所から推測される地域の平均所得水準や就業率などが審査材料として考慮されている可能性があります。こうした統計的データが個人の信用度判定に活用されているのが現状です。

他の人は通ってる?後払い審査の通過事例と傾向

後払いサービスの審査に通過している利用者の共通点を分析すると、審査基準が不透明な中でも、通過率の高い利用者には特定のパターンがあります。
安定した少額利用を継続していた人は通過しやすい
審査通過者の多くに共通しているのは、過去に同系列サービスで安定した少額利用を継続していた経験です。月に数千円から1万円程度の利用を数ヶ月間続けることで、信用度が徐々に蓄積されていきます。
Paidyの場合、初回利用時は3,000円程度の少額からスタートし、遅滞なく返済を続けることで利用限度額が段階的に引き上げられます。この実績が他の後払いサービスの審査にも好影響を与えているようです。
一度に高額な利用を希望するよりも、コツコツと小さな実績を積み重ねることが結果的に審査通過への近道となっています。
急がば回れの精神で、まずは確実に返済できる範囲での利用から始めることが重要です。
定期的に返済実績があると信用が積み重なる
毎月決まった時期に確実な返済を行っている利用者は、新規サービスの審査でも高く評価される傾向があります。返済日の遵守だけでなく、返済方法の一貫性も信用度に影響しているようです。
銀行口座からの自動引き落としを利用している人は、コンビニ払いや振込を利用している人よりも審査通過率が高いという報告があります。
自動引き落としは計画的な資金管理能力の証明として評価されているのかもしれません。
返済時期についても、期日ギリギリではなく数日前に早めに返済する習慣がある人は、より信頼性が高いと判断されています。これらの細かな返済行動パターンが、審査システムで数値化されて評価に反映されているのでしょう。
提携の他サービスで好印象な利用履歴が影響することも
後払いサービス各社は、他の企業と業務提携を行っているケースが多く、提携先での利用履歴が審査に影響することがあります。特にECサイトやアプリ課金での利用実績は、プラス評価につながりやすいようです。
Kyashの場合、連携可能な家計簿アプリや投資アプリでの健全な利用履歴が審査で考慮されています。これらのアプリでの取引履歴から、申込者の金銭管理能力や収支バランスが推測されているのです。
メルカリやAmazonなどの大手ECサイトでの購入履歴も、審査材料として活用されている可能性があります。購入商品の種類や頻度、価格帯などから消費行動パターンが分析され、返済能力の判定に役立てられているようです。
後払いが使えなくても使ってはイケない「新型闇金」とは
「新型闇金」とは、後払い現金化を自称する闇金業者のことです。
無価値な商品の購入をし、即座に買取、その後商品代金の後払いをする流れになります。
支払いが遅れると自宅や会社に押しかけてきたり電話が延々とかかってきたり、さらには恫喝されたり等恐ろしい取り立てにあってしまいます。
そのため例え後払いが使えなかったとしても新型闇金は使わないようにしましょう。
万が一新型闇金を使ってしまう場合は、家族や職場まで取り立てられる可能性が高いので、以下より無料相談を行いましょう。

審査が通らない時の対処法は?
後払いの審査が通らない場合、対処法がいくつか考えられます。
ここからは、対処法をご紹介していきますので審査に通らず困っている方は参考にしてください。
諦める
後払いサービスの利用を諦めることも選択肢の一つです。クレジットカード払いの利用や商品の購入を諦めましょう。
欲しいと思っている商品でも後から考えたら実はそこまでいらなかったり、重要なものではなかったりすることもあります。
別のサービスを利用する
後払いサービスは1つではないので他のサービスの利用も検討してみましょう。
ただし、同じようなサービスの場合、同様に審査落ちの可能性は否定できません。
収入源を作る・増やす
収入が低かったりなかったりすると審査に通りにくいため、就職したり収入を増やすためにバイト等をするなど収入を増やすことも必要です。
また収入が増えたら欲しいものも購入できるようになります。
審査否決の連鎖を断ち切るにはどうする?

複数の後払いサービスで立て続けに審査否決を受けてしまった場合、闇雲に申し込みを続けても状況は改善されず、むしろ審査通過の可能性を下げてしまう結果になりかねません。
短期間に複数社へ申し込まない
最も重要なのは、短期間での多重申込みを避けることです。
1ヶ月以内に3社以上の後払いサービスに申し込むと、申込みブラックと呼ばれる状態になってしまいます。
各社の審査システムは申込履歴を共有しているため、他社での申込状況も把握されています。立て続けに複数社に申し込んでいる人は、金銭的に切迫した状況にあると判断され、リスクが高い顧客として扱われてしまうのです。
理想的な申込間隔は、最低でも1ヶ月以上空けることです。できれば2〜3ヶ月程度の期間を置いてから次の申込みを検討すべきでしょう。この期間中に信用情報の改善に努めることで、審査通過の可能性を高められるはずです。

利用実績のあるサービスを継続的に使う
既に利用可能な後払いサービスがある場合は、そのサービスでの実績作りに集中することが重要です。新規申込みよりも、既存サービスでの信用度向上を優先した方が結果的に選択肢が広がります。
プリペイドカードやデビットカードなど、審査の緩いサービスから始めて徐々にステップアップしていく方法も有効です。これらのサービスでの健全な利用履歴は、後の審査で有利に働く可能性があります。
小額でも確実に返済を続けることで、業界内での信用度が徐々に回復していきます。焦らずに長期的な視点で信用回復に取り組むことが、最終的な成功につながるでしょう。
一定期間あけてから再申請を検討する
一度審査に落ちたサービスでも、時間をおいて再申請することで通過する可能性があります。一般的には、前回の申込みから6ヶ月以上経過してからの再申請がおすすめです。
この期間中に他のサービスでの良好な利用実績を作ったり、信用情報に変化があったりすると、再審査で異なる結果が得られることがあります。同じ条件で申し込んでも、時期によって審査基準が変わっている場合もあるのです。
再申請時には、前回の申込み内容と全く同じ情報を入力するのではなく、改善できる部分があれば修正することも重要です。住所変更や職業変更などの事実があれば、それらを正確に反映させて申し込みましょう。

まとめ
今回ご紹介したように正規の後払いサービスの審査が厳しくなっている傾向にあり、このことが理由となって新型闇金と呼ばれる「使ってはいけない方の後払いサービスや後払い現金化サービス」を利用する方が増えています。
このような危険なサービスを利用するくらいなら、弁護士や司法書士に相談して今の支払いを減額したり、支払い猶予を申し出るなど様々な対策を取ったほうがはるかにコストパフォーマンスに優れると言って良いでしょう。
何よりも平穏無事な生活が戻ってきますよ。
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