消費者金融やカード会社からお金を借りるようになれば「債務整理(さいむせいり)」という言葉を目にする機会が多くなるのではないでしょうか。
インターネット上にも債務整理の広告は多く出稿されており、年間100万人以上が債務整理の手続きを行っています。
ただ、身に覚えや聞き覚えはあるけれど、言葉の意味までしっかりと理解している方はそう多くありません。それもそのはず、債務整理とは主に弁護士や司法書士の先生が行う手続きのことで、一般的にはそこまで知られていないからです。
今回はそんな債務整理とは一体何なのか、どんな手続きなのか、債務整理のメリットやデメリットも合わせて詳しく解説していきます。
膨れ上がる借金や毎月の返済に悩んでいるのであれば、この記事を最後まで読み進め、債務整理についてしっかり理解しておくことをオススメします。
結論から申せば、あなたの借金問題は債務整理を行うことで解決が可能です!

- 【迷ったらココ】司法書士法人ライタス綜合事務所
- 街の灯法律事務所
- 司法書士エストリーガルオフィス
→相談無料・最短即日対応・豊富な実績など借金に困ったら最初に相談したい当サイト人気NO.1の司法書士事務所(相談はこちらをタップ)
→24時間相談可能な東京の弁護士事務所。弁護士対応だからすべての手続きを安心して依頼できる
→全国対応の無料ダイヤルやオンライン無料相談があり、気軽に相談できる人気事務所
\最短即日で借金減額!/
債務整理とは?

借金総額を減らしたり、場合によってはリセットすることができるんだよ!
債務整理とは、払えなくなった借金を減額したり、支払期間を伸ばしたりして借金を整理することです。基本的には弁護士や司法書士が手続きを行いますが、種類によっては債務者が自分で行える手続きも存在します。
債務整理と聞けば一つの手続きのように感じるかもしれませんが、実際には債務整理の中にも債務状況に合わせた様々な方法があるのでそれぞれ知っておくと良いでしょう。
債務整理の流れについて知りたい方は下の記事を参考にしてください。

債務整理の手続きを5つご紹介

債務整理と言っても種類は色々あり、その中には、
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
- 過払い金請求
- 特定調停
のように5つの手続きが内包されています。
どの手続きを選ぶかは債務者の債務状況や希望によって異なります。借金問題を弁護士や司法書士に相談した場合、あなたの債務状況を確認し、どの手続きがベストなのか提案してくれるでしょう。
それでは5つの手続きの内容がどのように違うのか、一つずつ解説していきます。
1.任意整理

任意整理とは債権者と交渉を行い借金総額を減額したり、利息をカットしたりする手続きのこと。月々の返済を減らしながらも、最終的には自分の力で借金を完済していきます。
また、任意整理手続きを行えば日々の督促や取り立てがストップするので精神的なストレスも軽減されることでしょう。借金総額を減額できれば、月々の支払いが楽になるので生活を立て直すことも可能になります。
基本的には弁護士や司法書士の先生に依頼し、代わりに交渉や手続きを進めてもらうのが一般的ですが、裁判所を通さない手続きのため自分一人で行うこともできます。
任意整理は自分で行うこともできますが、その成功率はかなり低いです。
債権者によっては「弁護士か司法書士以外の任意整理交渉は受け付けない」ことが多いので、かなり難しいと考えておいてください。
任意整理は借金問題に強い専門家に依頼するようにしましょう。
債権者との交渉では、
- 利息の支払いを止めてもらう
- 月々の返済額を減らしてもらう
といったことを話し合います。
債権者との交渉には専門的な知識が必要になりますので、必ず弁護士や司法書士に依頼するようにしましょう。
ちなみに任意整理は数ある債務整理の中でも最もメジャーな手続きです。日本では年間約100万人が任意整理手続きを行っていると言われています。
任意整理のメリット
任意整理のメリットは以下となります。
- ほとんどの人が手続きを行える
- 借金を減額することができる
- 月々の支払いが楽になる
- 督促や取り立てがストップする
- 家や車を失う必要がない
- 誰にもバレずに手続きができる
任意整理のメリットは「ほとんどの債務者が行える」ことです。
後述する個人再生や自己破産の場合、借金の金額などによっては出来ないこともありますが、任意整理は制限が少なくほとんどの人が行えます。
また、任意整理の場合、家や車など手放したくない財産を手元に残すことができます。
任意整理のデメリット
任意整理のデメリットは以下となります。
- 収入がなければ手続きができない
- 借金をリセットすることはできない
- 約5年はブラックリストに載る
- 約5年は新規の借り入れが難しい
- 約5年はクレジットカードやローンが利用できない
任意整理はあくまで完済していくための一時的な手続きなので、借金をリセット(0円に)することはできません。
よって減額したあとの借金は毎月しっかりと支払っていく必要があります。もしも到底返せないような借金を抱えているのであれば、借金をリセットすることができる「自己破産」手続きを検討すべきでしょう。
また、任意整理を行うと約5年間はブラックリストに載ってしまうので新規の借り入れやクレジットカードの利用、ローンなどが組めなくなってしまいます。
2.個人再生

個人再生とは、裁判所に支払不能の申し立てを行い、借金を大幅に減額する手続きのこと。
借金総額にもよりますが、個人再生の場合借金を1/5~1/10まで減らすことができると言われているので、多額の借金を抱えてしまった方におすすめの手続きです。
減額後は原則3年~5年で残りの借金の返済、弁護士・司法書士費用の支払いを行っていきます。「任意整理ではどうにもならないなら個人再生を検討する」と覚えておくと良いでしょう。
個人再生のメリット
個人再生のメリットは以下となります。