債務整理

任意整理で今月だけ払えない!一括請求のリスクと交渉ポイントを紹介

任意整理の返済中に、思いがけない出費で今月だけ払えない事態に陥ることは少なくありません。

月末に向けて「ボーナスが予定より少なかった」「急な医療費がかさんだ」など、様々な事情で支払いがままならなくなることも。

そんなとき、慌てて一人で抱え込む必要はありません。

今回は任意整理中に返済が滞りそうになったときのリスクや対処法を詳しく解説します。一人で抱え込まず、専門家に相談するタイミングについても紹介します。

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任意整理ってどんな手続きなの?

任意整理ってどんな手続きなの?

借金問題を解決する方法として注目されている任意整理。弁護士や司法書士が債権者と話し合うことで、返済の負担を減らせます。

ここでは、任意整理の手続きと借金の関係性について解説するので、参考にしてください。

なお、任意整理を含む債務整理のメリットはこちらをご覧ください。

債務整理にはどんなメリットがある?借金は帳消しにできる?手続きの種類と特徴を徹底解説借金に苦しんでいるあなた、もしかして債務整理をお考えではないでしょうか。債務整理は、借金地獄から抜け出すための有効な手段です。毎月の返済...

任意整理で借金はどのくらい減るの?

任意整理では、借金の元本は変わりませんが、返済の負担を大きく減らせます。

将来発生する利息がなくなるため、返済総額を抑えられるのがメリットです。

法外な金利で支払ってきた場合は、利息制限法に基づいて計算し直すことで、過払い金が見つかることも。専門家が債権者と交渉することで、延滞金を減額できる可能性もあります。

過去の事例では、延滞金が全額なくなったケースもありました。見つかった過払い金を新しい返済に充てることで、毎月の返済額を減らせる可能性もあります。

任意整理を活用すれば、無理のない返済計画を立てられるでしょう。弁護士や司法書士に相談して、自分に合った返済方法を見つけてください。

毎月の返済額はどうなるの?

任意整理での返済プランは、通常3〜5年の期間で設定されることが多いです。

毎月の返済額は、手取り収入から生活費を差し引いた金額をもとに決めていきます。家賃や光熱費、食費などの必要な生活費はしっかり確保したうえで、無理のない金額にします。

返済方法は、債権者が指定する口座への振り込みと、弁護士・司法書士事務所を通じた支払いの2種類。給与日に合わせて返済日を設定できる場合もあるので、計画的な返済が可能です。

収入が増えた場合は、返済額を増やすこともできます。

このように、自分の収入や生活状況に合わせて返済プランを組むことで、確実に借金を返していけるのです。

5年以内での返済を目指すことで、将来の生活設計も立てやすくなります。

任意整理のメリットとデメリットは?

任意整理の大きなメリットは、債権者からの取り立てがストップすることです。

夜遅くの電話や督促状など、精神的な負担から解放され、仕事に専念できる環境が整います。また、手続きは秘密裏に進められるため、会社や家族に知られる心配もありません。

一方で、信用情報機関に記録が残るため、一定期間はクレジットカードが作れなくなります。その間は、現金やデビットカードを使って計画的に買い物をしなければなりません。

任意整理しなければよかった?失敗やトラブル事例13例&注意点まとめ借金問題を解決する手段の1つに「任意整理」があります。任意整理は自己破産や個人再生のような裁判所を通した手続きではなく、手続き外で債権者...

手続きを始める前に、メリットとデメリットをよく理解しておくことが大切です。弁護士や司法書士に相談して、自分の状況に合った判断をしましょう。

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【任意整理】今月の返済が難しいときはどうすればいい?

【任意整理】今月の返済が難しいときはどうすればいい?

ここからが本題です。予期せぬ出費や収入減少で、今月だけ払えない状況に陥ることはありえます。そんなとき、最も大切なのは問題を先送りにしないこと。

ここでは、債権者や専門家への連絡方法から具体的な対処法まで解説します。

返済が遅れそうなときの対処法は?

返済が難しくなりそうだと気付いたら、すぐに債権者か担当の弁護士・司法書士に連絡しましょう。その際、「病気で働けなかった」「予期せぬ出費があった」など、具体的な理由を説明することが大切です。

連絡は電話が良いでしょう。弁護士・司法書士へ連絡する場合についてはメールでも問題ないとするケースもありますが、必ず相手先が連絡を受け取ったか確認する面ではやはり、電話のほうがよいでしょう。

きちんと事情を説明して相談すれば、債権者も1回目に限り柔軟な対応を検討してくれるはずです。問題を先送りにせず、早めの連絡を心がけましょう。

債権者への連絡はいつすればいい?

返済が難しくなりそうだと気付いたら、できるだけ早く担当の弁護士・司法書士または債権者に連絡することが大切です。

給与日の遅れやボーナスの支給遅延など、事前に分かっている場合は、早めの連絡が重要になります。

返済予定日の直前になってからの連絡は避けましょう。当日は話を聞いてもらえない可能性大です。

債権者側も対応に時間が必要なため、少なくとも1週間前には連絡を入れてください。早めの相談は誠意の表れとして評価されるはずです。

無断で支払いを止めてしまうと、債権者との信頼関係が崩れ、その後の交渉も難しくなってしまいます。一度失った信頼を取り戻すのは簡単ではありませんので、必ず事前に連絡するよう心がけましょう。

担当弁護士や司法書士に相談するポイントは?

任意整理を依頼している事務所を通じて返済している場合は、まずその事務所に連絡しましょう。

この方法のメリットは、専門家から債権者へ状況を説明してもらえるため、より円滑な解決が期待できること。

積立金を用意している事務所では、一時的な返済の遅れに対応できる可能性もあります。ただし、積立金を使用した場合は、計画的に補填していかなければなりません。

法律の専門家が間に入ることで、支払い猶予や返済条件の見直しなど、より良い条件を引き出せることがあります。

個人での交渉より有利な条件で話がまとまりやすいので、困ったときは遠慮なく相談しましょう。

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返済が遅れるとどうなるの?

返済が遅れるとどうなるの?

返済が遅れると、債権者はいくつかの段階を踏んで対応してきます。事前に知識を持っていれば、慌てることなく適切な対処ができます。

ここでは、債権者の一定のパターンがある債権者の行動を解説。事前に理解しておくことで心構えができるでしょう。

へ〜、債権者って結構パターン化された動きするのね。まるで元カレの追いかけ方みたいね^^
はは・・・冗談だよね?
・・・
え?冗談だと言ってよ!!

一括請求のリスクって?

任意整理の約束を守れない場合、最も避けたい事態が一括請求です。

このリスクが出てきます。

一括請求では期限の利益(=分割払いで時間の猶予があること)が失われ、残りの借金全額を一度に返すよう求められます。生活が立ち行かなくなる可能性が高く、そもそも返済できない可能性も高いので、十分な注意が必要です。

さらに、遅延損害金が発生して返済総額が増えてしまいます。多くの場合、年利20%程度の遅延損害金がつき、放置すると返済額は雪だるま式に膨らんでいくのです。

また、督促の電話や手紙が頻繁に届くようになり、精神的な負担も大きくなります。仕事や日常生活にも影響が出かねないため、返済が遅れそうになったら、すぐに専門家に相談するようにしてください。

強制執行のリスクはある?

返済が滞り続けると、最終的に裁判所を通じた強制執行が行われる可能性があります。

訴訟が始まると、裁判所への出頭や費用の負担など、仕事や生活への影響は避けられません。

裁判で敗訴すると、給与や預金の差し押さえが行われることも。

給与の差し押さえには上限があるものの、生活費の確保が難しくなります。また、給与振込口座が差し押さえられると、日常生活を送ることさえ困難になってしまうでしょう。

保証人への影響は?

返済が滞ってしまうと、保証人に請求が行く可能性があります。保証人は多くの場合、家族や親しい友人であるため、関係性を損なわないためにも注意が必要です。

保証人への配慮として、事前に状況を説明し、理解を得ておくことが大切です。突然の請求で驚かせることは避けたいはず。

専門家のアドバイスを受けながら適切な対処をすることで、保証人を巻き込まずに問題を解決できる可能性があります。

大切な人との関係を守るためにも、返済の遅れは何としても避けるようにしましょう。

返済が難しいときの交渉のコツは?

返済が難しいときの交渉のコツは?

返済が困難になったときでも、諦めずに交渉する余地はまだあります。ここでは、返済が難しいときにできる交渉方法を紹介します。

再和解の可能性はある?

返済が難しくなった場合でも、債権者と話し合って新しい返済計画を立てることは可能です。収入に見合った返済額に見直すことで、無理なく返済を続けられるでしょう。

債権者にとっても、全額回収のチャンスを残せる選択肢となります。

ただし、二度目の和解となるため、以前より厳しい条件を提示されることも多いでしょう。返済期間が延びたり、月々の支払額が増えたりする可能性も考えておかなければなりません。

再和解が難しい場合は、個人再生や自己破産などの法的な債務整理も検討しましょう。状況に応じて、専門家と相談しながら最適な解決策を見つけることが大切です。

債権者との交渉で気をつけることは?

債権者との交渉では、具体的な数字を示すことが重要です。

「なるべく早く支払う」といった曖昧な表現は避け、「〇月〇日までに〇万円」というように、明確な金額と期日を伝えましょう。

また、実現可能な提案をすることが大切です。無理な約束をして守れないよりも、確実に実行できる現実的な提案をする方が、債権者からの信頼を得やすくなります。

話し合いの内容は、後のトラブル防止のため、必ずメールや書面で記録を残しておくことで、約束事の確認がスムーズになり誤解を防げます。

【任意整理で払えず辞任された場合】別の専門家に相談するメリットは?

特に任意整理で司法書士・弁護士への報酬を含めて支払いが出来ず、代理人が辞任してしまった場合は、改めて借金問題に明るい司法書士事務所へ相談してみましょう。

少なくとも過去に別の専門家が辞任しているからという理由だけで即座に相談を断られることはありませんし、今後の債権者との交渉・やり取りを考えると、やはり新しい代理人が必要と言えます。

なお、弁護士・司法書士が任意整理案件から辞任してしまうとその事実は速やかに整理中の債権者へ通知されますので、結果的に厳しく怒涛の取り立てがすぐにご本人の元へまた行われることとなります(それも、今度は返済状況が悪いうえに任意整理も失敗したという情報つきで)

よって、こうした場合は速やかに借金問題に強い司法書士へ相談し、再び代理人をつけるといったムーブが「勝ち筋」になってくるのです。当サイトで紹介している司法書士事務所では、こうした特別なご事情がある場合もしっかり無料相談で話を聞いてもらえます。

まずは受任してもらう・してもらわないを決めるためにも、無料相談から始めてみてはいかがでしょう。

ねぇ、事務所の先生ってイケメンが多いのかしら?相談するなら見た目重視で選びたいわ♡
絶対ダメだよ!彼氏と専門家は見た目よりも中身が大事なんだ。
任意整理を含む債務整理の対応は『司法書士法人ライタス綜合事務所』が評価されてるね!下の口コミ記事を見てみるといいよ!

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まとめ

まとめ

任意整理中の返済で困ったときは、決して一人で悩まないことが大切です。問題が大きくなる前に、早めに専門家へ相談しましょう

毎月の返済に不安を感じている方は、債務整理を専門とする弁護士や司法書士に相談してください。多くの事務所では無料相談を実施しているので、気軽に相談できるはずです。

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専門家と一緒に考えることで、必ず解決の道は見つかります。

返済計画の見直しや新たな債務整理制度の利用など、状況に合った最適な解決策を見つけましょう。

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