借金問題で悩んでいるなら、法テラスを使った債務整理も検討してみませんか?法テラスは、経済的に余裕がない人でも法的サービスを受けられるように国が設立した機関です。借金問題の解決にも利用でき、収入や資産の状況次第では、弁護士や司法書士に無料で相談できたり、債務整理の費用を立て替えてもらえる可能性があります。
でも、どんな流れで債務整理を頼めるのか、法テラス経由ならではのメリット・デメリットは何なのか、気になりますよね。そこで今回は、法テラスに債務整理を頼むとどうなるのか、何をしてくれるのかを詳しく解説。メリットだけじゃなく注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 【迷ったらココ】司法書士法人ライタス綜合事務所
- 街の灯法律事務所
- 司法書士エストリーガルオフィス
→相談無料・最短即日対応・豊富な実績など借金に困ったら最初に相談したい当サイト人気NO.1の司法書士事務所(相談はこちらをタップ)
→24時間相談可能な東京の弁護士事務所。弁護士対応だからすべての手続きを安心して依頼できる
→全国対応の無料ダイヤルやオンライン無料相談があり、気軽に相談できる人気事務所
\最短即日で借金減額!/
法テラスって何?債務整理に使えるの?
法テラスは、経済的な理由で法的サービスを受けられない人々を支援するために設立された公的機関です。借金問題を抱えている人にとって、法テラスは債務整理を行う上で心強い味方となります。
ここでは、法テラスの概要と債務整理における役割について詳しく解説していきましょう。
1. 法テラスとは国が設立した法的トラブル解決の総合案内所
法テラスは、正式名称を「日本司法支援センター」といい、2006年に設立された独立行政法人です。法的トラブルを抱えた人々に対して、解決へのアドバイスや適切な法的サービスへの橋渡しを行うことを目的としています。
法テラスでは、各都道府県に設置された地方事務所や、全国の弁護士会・司法書士会と連携しながら、幅広い法的ニーズに対応しており、多重債務や借金問題で悩む人が債務整理を検討する上で重要な役割を担っていると言えるでしょう。
経済的に困窮している人でも、法テラスを通じて無料法律相談や弁護士・司法書士の紹介を受けることができるのです。法的トラブルの解決に向けて、法テラスは国民に寄り添った支援を行っています。
2. 経済的に余裕がない人でも法的サービスを受けられるようにするのが目的
法テラスが設立された背景には、経済的な理由で法的サービスを受けられない人々を救済したいという思いがあります。弁護士や司法書士に依頼する際の費用負担が重荷となり、法的トラブルの解決を諦めてしまう人が少なくありません。
そこで法テラスは、経済的に余裕のない人でも平等に法的サービスを受けられるよう、様々な支援制度を用意しているのです。
具体的には、法テラスでは無料法律相談や弁護士費用の立替えなどを行っています。収入や資産が一定額以下の人は、法テラスの審査を通過することで、これらの支援を受けられます。借金問題で困っている人にとって、法テラスの存在は大きな希望となるでしょう。
経済的な理由で法的サービスの利用を諦めていた人も、法テラスを利用することで、債務整理に向けた一歩を踏み出せるのです。
3. 借金問題の解決にも利用できる
法テラスは、借金問題の解決においても重要な役割を果たしています。多重債務に悩む人の中には、経済的な理由から弁護士や司法書士への依頼が出来ない人も少なくありません。しかし、法テラスを利用すれば、無料の法律相談を受けられるだけでなく、弁護士費用の立替えも可能となります。
法テラスの無料法律相談では、債務整理のプロである弁護士や司法書士から、借金問題の解決に向けたアドバイスを受けられます。個々の状況に応じて、任意整理や個人再生、自己破産など、最適な債務整理の方法を提案してもらえるのです。
さらに、弁護士費用の立替制度を利用すれば、分割払いで法テラスに返済しながら、債務整理を進めていくことも可能。法テラスは、借金問題で苦しむ人々にとって、心強い味方となってくれます。
経済的な理由で法的サービスを受けられないと諦めていた人も、法テラスを通じて債務整理を検討することが出来るはずですので、多重債務に悩む人は、まずは法テラスに相談してみることをおすすめしますよ。
法テラスを使った債務整理の流れは?
借金問題を抱えている人にとって、法テラスを利用した債務整理は大きな助けとなります。しかし、実際にどのような流れで債務整理を進めていくのか、イメージがつかない人も多いのではないでしょうか。ここでは、法テラスを使った債務整理の具体的な流れについて、段階を追って説明していきます。
1. まずは法テラスに電話等で問い合わせ
法テラスを使った債務整理の第一歩は、法テラスへの問い合わせから始まります。全国にある法テラスの地方事務所に電話をかけるか、ウェブサイトの問い合わせフォームから内容を送信しましょう。
その際、借金の状況や収入・資産の状況などを伝えると、法テラスの担当者から適切なアドバイスを受けられます。問い合わせの内容によっては、法テラスから無料法律相談を案内してもらえる場合があります。
収入や資産が一定額以下であれば、弁護士や司法書士による無料の法律相談を受けられるのです。借金問題の解決に向けて、まずは法テラスに相談することが重要なステップとなります。
初めての問い合わせでは緊張するかもしれませんが、法テラスの担当者は親身になって対応してくれます。借金の状況や悩みを率直に伝え、法テラスからのアドバイスを参考にしながら、債務整理への一歩を踏み出しましょう。
2. 無料法律相談で弁護士・司法書士と具体的な債務整理の方法を相談
法テラスから無料法律相談を案内された場合、次のステップは弁護士や司法書士との面談となります。無料法律相談では、債務整理のプロである弁護士・司法書士から、借金問題の解決に向けた具体的なアドバイスを受けられます。
担当者は、相談者の状況に応じて、任意整理や個人再生、自己破産など、最適な債務整理の方法を提案してくれるでしょう。
無料法律相談では、弁護士・司法書士から債務整理の手続きについて詳しい説明を受けられます。各債務整理手続きのメリットやデメリット、必要な書類、およその期間や費用なども確認できるはずです。相談を通じて、自分に合った債務整理の方法を見極めていきましょう。
また、無料法律相談で弁護士・司法書士への依頼を決めた場合、法テラスの民事法律扶助の利用申込みも行います。民事法律扶助とは、弁護士・司法書士費用の立替制度のこと。申込みが通れば、法テラスが弁護士・司法書士費用を立て替えてくれるので、経済的な負担を軽減しながら債務整理を進められます。
無料法律相談は、債務整理の方向性を決める上で非常に重要なチャンス。弁護士・司法書士から丁寧なアドバイスを受けて、借金問題の解決に向けて一歩前進しましょう。
3. 民事法律扶助の審査に通れば、弁護士・司法書士費用の立替えが受けられる
無料法律相談で弁護士・司法書士への依頼を決め、民事法律扶助の利用を申し込んだ後は、法テラスの審査を待つことになります。審査では、申込者の収入や資産の状況などを確認し、民事法律扶助の利用が認められるかどうかが判断されます。審査に通過すれば、いよいよ弁護士・司法書士費用の立替えを受けられるのです。
法テラスから弁護士・司法書士費用の立替えを受けられれば、債務整理にかかる経済的な負担を大幅に軽減できます。立替えを受けた費用は、後日分割で法テラスに返済していくことになります。
返済期間や月々の返済額は、申込者の経済状況に応じて設定されるので、無理のない返済プランを組むことができるでしょう。なお、生活保護を受給している人の場合、民事法律扶助の利用が認められれば、立替費用の償還が免除されます。つまり、弁護士・司法書士費用を実質的に無料で利用できるのです。経済的に困窮している人ほど、法テラスの民事法律扶助制度の恩恵を受けられると言えるでしょう。
民事法律扶助の審査に通れば、債務整理の実現に向けて大きく前進。不安は多少あるかもしれませんが、弁護士・司法書士とともに着実に債務の整理を進めていきましょう。
【当サイト人気No.1】債務整理に強い司法書士事務所はこちら
法テラス経由の債務整理で行ってくれること・できることは?
法テラスを利用した債務整理では、弁護士や司法書士による専門的なサポートを受けることができます。経済的に困難な状況にある人でも、適切な法的支援を受けられるよう、様々なサービスが用意されていますよ。ここでは、法テラス経由の債務整理で行ってくれること・できることについて詳しく解説しましょう。
1. 無料法律相談で債務整理の方針を立ててくれる
法テラスでは、まず無料法律相談を受けることができます。この相談では、経験豊富な弁護士や司法書士が、債務者の状況を詳しく聞き取り、最適な債務整理の方法を提案してくれます。借金の状況や返済能力、資産状況などを総合的に判断し、任意整理、個人再生、自己破産など、どの手続きが適しているかアドバイスを受けられるでしょう。
法律の専門家が、債務者の立場に立って親身になって相談に乗ってくれるので、債務問題で悩んでいる人にとって心強い存在となります。無料法律相談を通じて、債務整理の具体的な方針を立てることができ、債務問題解決への第一歩を踏み出すことができるのです。
2. 弁護士・司法書士費用の立替え
法テラス経由の債務整理で特に大きなメリットとなるのが、弁護士・司法書士費用の立替え制度です。通常、債務整理を弁護士や司法書士に依頼する場合、着手金や報酬金、実費などの費用が必要となりますが、法テラスを利用すれば、これらの費用を法テラスが立て替えて支払ってくれるのです。
利用者は、法テラスに対して分割で立替金を返済していくことになります。経済的に厳しい状況でも、一時的に多額の費用を用意する必要がないため、債務整理に踏み切りやすくなります。
法テラスが弁護士・司法書士費用の面でサポートしてくれることで、より多くの人が専門家の力を借りて債務問題の解決に取り組めるようになったのです。
3. 債務整理手続きの代行
弁護士や司法書士に債務整理を依頼する際、法テラスを経由するかどうかで、手続きの代行内容に違いはありません。つまり、法テラス経由で弁護士・司法書士に依頼しても、通常の依頼と同様に、専門家が債務整理の手続きを代行してくれます。
任意整理であれば、弁護士や司法書士が債権者との交渉を行い、和解条件を取り付けてくれますし、個人再生や自己破産の場合は、必要書類の作成や裁判所への申立てなど、法的手続きを一貫して代行してもらえます。債務者は、複雑な手続きに悩まされることなく、専門家に任せて債務問題の解決を図ることができるのです。
法テラス経由で債務整理を頼むメリットは?
法テラスを利用して債務整理を行うことには、いくつかの大きなメリットがあります。経済的に困窮している人でも、専門家の力を借りて債務問題に取り組めるよう、様々な面でサポートを受けられます。ここでは、法テラス経由で債務整理を頼むメリットについて、詳しく見ていきましょう。
1. 弁護士・司法書士費用が安くなる
法テラスを利用すると、弁護士・司法書士費用を抑えることができます。法テラスが費用の立替えを行ってくれるため、利用者は分割で返済すればよいのです。一般的な弁護士事務所に直接依頼する場合と比べると、初期費用の負担が大幅に軽減されます。
例えば、任意整理の着手金が30万円程度かかる法律事務所もありますが、法テラス経由なら数万円程度で済むことが多いようです。
弁護士・司法書士費用の面で大きなハードルとなっていた人でも、法テラスを利用することで債務整理に踏み切りやすくなるでしょう。
2. 分割払いや償還免除で、支払いの負担が減る
法テラスに立て替えてもらった弁護士・司法書士費用は、分割払いで返済することができます。毎月の返済額を抑えられるため、債務整理後の生活の負担を軽減できます。また、生活保護を受給している場合など、一定の要件を満たせば、立替金の償還が免除されることも。
償還が免除されれば、実質的に無料で債務整理を行えることになります。借金問題を抱え、経済的に困窮している人にとって、これは非常に大きなメリットと言えるでしょう。弁護士・司法書士費用の工面に悩むことなく、債務問題の解決に専念できますね。
3. 無料法律相談で適切な債務整理の方法がわかる
法テラスでは、無料の法律相談を受けられます。この相談では、債務者の状況を詳しく聞いた上で、経験豊富な弁護士・司法書士が適切な債務整理の方法を提案してくれるでしょう。任意整理、個人再生、自己破産など、どの手続きが最適なのかアドバイスを受けられるのです。
債務整理の方法選びは、弁護士・司法書士のサポートがあると心強いでしょう。債務の状況や返済能力、資産状況などを総合的に判断した上で、最適な方法を選択することができます。
無料相談を利用して専門家の意見を聞くことで、債務者は安心して債務整理に取り組めるようになります。債務問題の解決に向けて、大きな一歩を踏み出すことができそうですね。
法テラス利用の注意点・デメリットはある?
法テラスを利用した債務整理は、経済的に余裕のない人でも専門家の力を借りて債務問題を解決できる画期的な制度です。しかし、いくつかの注意点やデメリットも存在します。法テラス利用を検討する際は、これらの点を理解した上で、自身の状況に合っているかよく考える必要がありますよ。
1. 利用できる人が限られている
法テラスの民事法律扶助を利用するには、一定の収入・資産基準をクリアする必要があります。この基準は、生活保護を受けられるような経済状況の人を対象としているため、経済的に余裕がない人でないと利用できません。
また、法人は利用対象外となっているので、個人事業主などは注意が必要です。債務額が多額でも、収入や資産が基準を上回っていれば、法テラスは活用できないでしょう。
2. 審査に時間がかかることがある
法テラスの民事法律扶助を利用するには、事前の審査が必要不可欠です。この審査では、申込者の収入や資産状況を細かくチェックし、利用が認められるかが判断されます。審査基準を満たしていれば問題ありませんが、微妙なケースでは審査に時間がかかることも。
その間、弁護士・司法書士は法テラスからの審査結果が出るまで受任通知を出せないため、取立てが始まっている場合などは債権者対応が遅れてしまう恐れがあります。スピード重視なら、法テラス以外の選択肢も検討すべきかもしれません。
3. 弁護士・司法書士を自由に選べないことがある
法テラスを利用する際、担当してくれる弁護士・司法書士を自分で選ぶことはできません。法テラスに登録されている弁護士・司法書士の中から、法テラス側が適任者を選定し、割り当てることになります。
もちろん、専門家としての能力は十分でしょうが、相性の問題もあります。依頼者の希望とマッチしない弁護士・司法書士が選ばれてしまう可能性は否定できません。人間関係が上手くいかず、債務整理がスムーズに進まないリスクもゼロではないのです。
法テラスに債務整理を依頼する際の必要書類は?
法テラスに債務整理を依頼する際は、自身の経済状況を証明する書類の提出が求められます。適切な書類を揃えておくことで、民事法律扶助の利用が認められるかどうかの審査がスムーズに進みます。
逆に、書類の不備や不足があると、審査に時間がかかったり、さらなる追加書類の提出を求められたりして、債務整理の開始が遅れてしまうかも。事前にどのような書類が必要なのか、しっかりと確認しておきましょう。
1. 収入を証明する書類
民事法律扶助の利用を申し込む際は、まず収入状況を示す書類の提出が必要です。給与所得者なら、給与明細や源泉徴収票の写しなど、収入額と天引き額がわかる書類が必要不可欠。過去1年分の収入状況を証明できるよう、12ヶ月分の書類を用意しておくことが望ましいでしょう。
自営業者などの場合は、確定申告書の控えなどを提出することになります。いずれにせよ、審査に必要な情報がきちんと記載された書類を選ぶ必要があると言えますね。
2. 資産状況を示す書類
収入証明だけでなく、預貯金や不動産などの資産状況を示す書類の提出も求められます。預貯金があれば、通帳の表紙と残高が記載されたページの写しを用意しましょう。不動産を所有している場合は、登記簿謄本などの提出が必要です。自動車を持っているなら、車検証の写しも忘れずに。
これらの資産の合計額によって、民事法律扶助が利用できるかどうかの判断が変わってくるため、漏れのないよう書類を揃えることが大切です。
3. 借入状況を示す書類
債務整理を依頼する以上、現在の借入状況を法テラス側に伝える必要があります。借入先からの請求書や契約書の写しを提出し、いつ、どこから、いくらの借り入れがあるのかを明らかにするのです。
また、現在の借入残高がわかる書類も重要です。毎月の返済額を示せれば、なお良いでしょう。これらの情報は、どの債務整理手続きを選ぶべきかの判断材料になります。書類を見ながら、弁護士・司法書士とともに、最適な債務整理の方法を探っていくことになるのです。
法テラスの援助審査基準(資力基準)は?誰でも利用できるわけじゃない?
法テラスの民事法律扶助制度を利用するには、一定の資力基準を満たす必要があります。この基準は、経済的に余裕のない人でも法的サービスを受けられるようにするという法テラスの目的に基づいて設定されています。
しかし、その基準は決して甘くはなく、誰もが簡単に利用できるわけではないのが実情です。ここでは、法テラスの援助審査基準について詳しく解説していきましょう。
1. 収入が一定額以下であること
法テラスの民事法律扶助を利用するための第一の条件は、収入が一定額以下であることです。
この収入基準は、世帯人数によって異なります。
例えば、一人世帯の場合、手取り月収が18万2000円以下であることが求められ、二人家族の場合は、その上限が25万1000円に引き上げられます。ただし、これらの基準は全国一律ではなく、大都市部では1割増の金額が適用されるでしょう。
また、家賃や住宅ローンの負担がある場合は、一定額が収入から控除されます。収入基準の詳細は、地域や家族構成によって異なるため、直接法テラスに問い合わせるのが確実です。
2. 資産が一定額以下であること
収入基準を満たしていても、資産が一定額を超えていると、法テラスの援助を受けられない可能性があります。資産とは、預貯金や不動産、自動車などの財産のこと。
一人世帯の場合、資産合計が180万円以下であることが求められますし、二人家族の場合は、250万円以下という基準になります。これらの資産基準も、世帯人数によって異なるでしょう。
仮に収入が低くても、まとまった預貯金や高価な不動産を所有している場合は、法テラスの援助対象から外れてしまう可能性があるのです。
3. 刑事事件は対象外
法テラスの民事法律扶助制度は、あくまでも民事事件が対象。したがって、刑事事件に関する弁護士費用の立替えや法律相談は、この制度の対象外。刑事事件で弁護士に依頼する際は、別の方法で費用を工面する必要があります。
例えば、国選弁護制度を利用したり、弁護士事務所に直接相談して費用の分割払いを求めたりするなどの方法が良いでしょう。民事法律扶助制度は、あくまで民事事件に特化した制度であることを理解してくださいね。
【当サイト人気No.1】債務整理に強い司法書士事務所はこちら
法テラスに債務整理を依頼するときのよくある質問
借金問題を抱えている人にとって、法テラスは心強い味方になります。しかし、実際に法テラスを利用する際には、様々な疑問や不安が生じるものです。
着手金はいくらかかるのか、弁護士の対応が不満だった場合はどうすればいいのか、立替制度が利用できなかったらどうしよう、など。ここでは、法テラスに債務整理を依頼する際によくある質問について、一つ一つ丁寧に解説していきます。
Q. 法テラスで債務整理を依頼する場合の着手金は?
法テラスを通じて債務整理を依頼する場合、着手金はいくらくらいかかるのでしょうか。結論から言えば、依頼する債務整理の内容によって金額は異なります。
例えば、1社に対する任意整理なら3万3000円程度、自己破産の場合は13万2000円程度が相場と言われています。
ただし、これはあくまで目安であり、ケースによって多少の差異はあるでしょう。
いずれにせよ、法テラスを利用すれば、一般的な弁護士事務所に直接依頼するよりも着手金を抑えられるのは確かです。着手金の詳細は、法テラスや依頼先の弁護士事務所に直接確認するのが確実です。
Q. 法テラスで依頼した弁護士の対応が不満だった場合は?
せっかく法テラスを通じて弁護士に依頼したのに、その対応が不満だったらどうすればいいのでしょうか。まずは、法テラスに相談し、担当弁護士の変更を求めるのが基本的な対応です。法テラスには、利用者の声を受け止め、適切な解決を図る責任があります。ただし、弁護士変更の要求が通るかどうかは状況次第。
どうしても弁護士の対応が改善されないようなら、法テラスへの返済を続けながら、別の弁護士に依頼するという選択肢もあります。ただし、その場合は新たな弁護士費用が発生するので、経済的な負担が増すことは覚悟しなければなりません。
Q. 法テラスで費用の立替制度を利用できなかったら?
法テラスの費用立替制度は、経済的に厳しい状況にある人にとって、債務整理を依頼する上で大きな助けになります。しかし、審査基準が厳格なため、立替制度を利用できないケースも少なくありません。仮に立替制度の利用が認められなかった場合、債務整理の依頼自体を諦めなければならないのでしょうか。
そんなことはありません。初期費用を抑えたいなら、法テラス以外の法律事務所や司法書士事務所で、費用の分割払いに対応しているところを探すのも一つの方法です。分割払いなら、毎月の支払い額を抑えられるので、経済的な負担が軽減されます。諦める前に、様々な選択肢を検討してみましょう。
まとめ
このように、法テラスは経済的に余裕のない人でも弁護士や司法書士による法的サービスを受けられるようにするための公的機関です。
借金問題の解決にも利用でき、無料法律相談や弁護士費用の立替えなどのメリットがありますが、利用できる人は収入や資産が一定以下の人に限られており、誰でも利用できるわけではないことに注意が必要でしょう。
法テラスの利用に不安がある場合や、資力基準を満たさない場合は、法テラス以外の法律事務所・司法書士事務所で、費用の分割払いに対応しているところを探してみるのもよいかもしれません。
借金問題の解決には様々な選択肢がありますので、自分に合った方法を見つけることが大切だと言えるでしょう。
債務整理におすすめの司法書士・弁護士事務所12選を見る≫
- 【迷ったらココ】司法書士法人ライタス綜合事務所
- 街の灯法律事務所
- 司法書士エストリーガルオフィス
→相談無料・最短即日対応・豊富な実績など借金に困ったら最初に相談したい当サイト人気NO.1の司法書士事務所(相談はこちらをタップ)
→24時間相談可能な東京の弁護士事務所。弁護士対応だからすべての手続きを安心して依頼できる
→全国対応の無料ダイヤルやオンライン無料相談があり、気軽に相談できる人気事務所
\最短即日で借金減 額!/