消費者金融からの借り入れを検討している中で、大手以外でビアイジ(BIG)という会社名を聞いたことはありませんか?あまり知名度がなく不安を感じる方もいるかもしれません。
「審査が甘いと聞いたけど本当?」「ヤミ金ではないの?」といった疑問を持つ方や、取り立てが厳しいという噂を耳にした方もいるのではないでしょうか。
今回はビアイジの会社概要、融資条件や審査の難易度、取り立ての実態まで詳しく解説します。ビアイジでの借り入れを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ビアイジって一体どんな消費者金融なの?

ビアイジは大手消費者金融ほどの知名度はありませんが、長い歴史を持つ中小消費者金融です。全国規模ではなく、特定のエリアに特化した営業形態をとっている点が特徴です。
まずは会社としての基本情報と特徴から見ていきましょう。
ビアイジの会社概要と特徴は?
ビアイジは昭和57年(1982年)に設立された40年以上の歴史を持つ中小消費者金融です。長期間、営業を続けている点は、安定性という面で安心できるポイントといえるでしょう。
本社は京都市にあり、貸し付けを全国8ヶ所の支店のみで行っていて、独特の営業形態の会社といえます。
ビアイジはヤミ金じゃないの?登録番号をチェック
「あまり聞いたことがない消費者金融だけど、ヤミ金(闇金業者)ではないの?」と心配する方も多いでしょう。
結論から言えば、
ビアイジは「近畿財務局長(14)第00546号」の登録番号を持つ正規の貸金業者です。
この登録番号は、ヤミ金と正規の貸金業者を見分ける目印となります。
金融庁の貸金業者検索ページで「ビアイジ」と入力して検索すると、登録番号が正しいことが確認できます。不安を感じたら、まず公的機関のサイトで登録状況を確認すると安心でしょう。
登録番号の「(14)」は、初回登録後、13回更新を受けていることを意味し、40年以上安定した営業を続けている証拠です。貸金業の登録は3年ごとに更新する必要があるため、この回数は長期にわたって適法に営業してきた実績ともいえるでしょう。
日本貸金業協会に加入している点も安心ポイント
ビアイジは、日本貸金業協会の会員(第002674号)として登録されています。この点も、正規の貸金業者であることを示す重要な指標となるでしょう。
日本貸金業協会は、貸金業法に基づき設立された、貸金業者を対象とした唯一の自主規制機関です。協会は加入業者に対し、厳格な基準による適正な業務運営を求め、利用者を保護するためのさまざまな取り組みを行っています。
ヤミ金が日本貸金業協会に加入することはないため、加入業者であるビアイジは法律を遵守する意識が高い業者といえるでしょう。正規の貸金業者を選ぶ際には、協会への加入の有無も確認することをおすすめします。
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ビアイジの融資プランと貸付条件はどうなってる?

消費者金融を選ぶ際に重要なのが、融資条件や金利設定です。
ビアイジの融資プランや貸付条件はどのようになっているのでしょうか。実質年率や融資限度額、申込条件などについて詳しく見ていきましょう。
ビアイジのキャッシングの特徴って?
ビアイジのキャッシングは、条件を満たせば初めての方でも即日振込が可能です。急な出費で今すぐにお金が必要という場合でも、スピーディーな対応が期待できる点は魅力的といえるでしょう。
実質年率は最高でも18.0%で、10万円未満の少額融資でも同じ設定になっています。
消費者金融によっては、少額融資の際には法律で定められた上限の20.0%に設定している会社もあるので、上限が一律になっている点はメリットがあるといえるでしょう。

ビアイジの融資限度額と総量規制について
ビアイジのキャッシングは最大200万円までの融資が可能です。融資限度額はけっして低いわけではありませんが、総量規制の対象となっています。法律に基づく適切な融資の実行を求められるのは、ビアイジも例外ではありません。
総量規制とは、貸金業者に利用者の年収の3分の1を超える貸し付けを法律で禁止するもので、返済能力を超える借り入れから利用者を守るために制定されました。
この規制により、無理な借り入れによる多重債務問題の発生を防ぐ効果が期待されています。
例えば年収450万円の場合、貸金業者からの借り入れ総額は150万円以下にしなければいけません。これは、ビアイジ1社ではなく、貸金業者全部での金額の制限になるので注意が必要です。
ビアイジの融資を受けるための条件は?
即日融資を希望する場合は、当日の14時まで(振込先がゆうちょ銀行の場合は17時まで)に審査が完了する必要があります。時間に余裕を持って申し込むことが、急な資金需要に対応するためのポイントとなるでしょう。
カードローンのように限度額の範囲内で何度も借り入れ可能な「極度方式貸付」と、1回ごとに契約書の金額で借り入れをする「証書貸付」の2種類があります。利用目的や返済計画に合わせて、適切な借り入れ方法を選択するとよいでしょう。
ビアイジの審査って実際甘いの?厳しいの?

消費者金融を選ぶうえで気になるのが審査の難易度です。
「ビアイジは審査が甘い」という噂を聞いた方もいるかもしれません。実際のところ、審査基準はどうなっているのでしょうか。
ビアイジの審査基準とは?
ビアイジの審査基準は公開されておらず詳細は不明ですが、中小消費者金融は地域密着型の営業形態のため独自の審査基準を設けている会社も多く、大手と比較すると柔軟な審査を行っている可能性はあります。
ただし、貸金業法に基づく審査は必須であり、当然、返済能力の有無の確認は行われるでしょう。正規の消費者金融であれば、借り手の返済能力を超えるような貸し付けはできないため、一定の審査基準は存在すると考えるべきです。
審査に通りやすくするためのポイントは?
公式に発表されている情報はありませんが、一般的には、安定した収入を証明することや、他社からの借り入れも少なく返済能力があることなどが、審査を通過するポイントとなるでしょう。
申込書には正確に記入することが重要です。虚偽申告は絶対にしてはいけません。発覚した場合には信用を失い、借り入れができなくなります。
申し込みの前には、自身の信用情報に問題がないか確認しておきましょう。過去の延滞記録が信用情報に残っていると、審査に通りにくくなる場合があります。

審査の流れと審査にかかる時間は?
ビアイジへの申し込みはインターネットや電話、店舗にて受け付けています。複数の申込方法がある点は利用者にとって便利といえるでしょう。
公式サイトでは「即日振込融資」「初めてのご利用」「個人事業者向けの融資」など、複数の申込フォームが用意されています。状況に合った申込方法を選ぶことでスムーズな手続きが期待できるでしょう。
即日融資を希望する場合は、当日14時まで(ゆうちょ銀行は17時まで)に審査を完了しなければなりません。急ぎの方は時間に余裕を持って早めに申し込みましょう。
ビアイジの取り立てや延滞時の対応はキツい?

借り入れをする際に不安なのが、万が一、返済が遅れた場合の対応です。ビアイジの取り立ては厳しいのか、延滞した場合はどうすればいいか見ていきましょう。
延滞した場合どうなる?取り立ての実態
ビアイジの取り立てや延滞時の対応については、正規の貸金業者であることから、深夜の電話や職場への連絡はしない、家族への訪問はしないなど、貸金業法に基づいた対応を行っていることは間違いないでしょう。
延滞が続くと遅延損害金が発生し、信用情報機関に延滞情報が登録される可能性があります。
ビアイジでは、遅延損害金は通常の利息よりも高い20.0%に設定されているため、返済の負担が大きくなります。
また、信用情報に登録されると今後の借り入れに影響する可能性があるので注意しましょう。
延滞が長期化すると、最終的には法的手続きに移行する場合もあります。返済が難しくなった場合は、早めに相談することが大切です。
返済が厳しくなったときの対処法は?
返済が厳しくなった場合は、ビアイジに連絡して返済計画の見直しを相談しましょう。柔軟に対応してもらうためにも早めに連絡し、誠実な態度を示すべきです。
複数の消費者金融から借りている場合は、債務整理も選択肢となるでしょう。収入状況に合わせた返済計画を立てることで、返済の負担を軽くできる可能性があります。
借金問題は司法書士事務所、弁護士事務所、法テラスなどの無料相談窓口に相談するのがよいでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、適切な解決方法を見つけることができます。

過払い金請求はできる?その方法と注意点
ビアイジに対する過払い金請求自体は可能ですが、対応は他の貸金業者と比べて良いとは言えません。過払い金が発生している可能性がある場合は、専門家に相談して請求するかどうかを検討しましょう。
ビアイジは中小消費者金融であることから、損失を出すことを避ける傾向にあります。過払い金請求をした場合、和解するより裁判による解決が多い傾向です。
これは手続きの長期化や裁判費用の負担があることを意味します。過払い金請求を検討する際には、こうしたリスクも考慮した上で判断しましょう。
まとめ

ビアイジは40年以上の歴史を持つ正規の消費者金融であり、特定の地域に特化した営業を行っています。金利設定は大手と同水準の18.0%で、最大200万円までの融資が可能です。総量規制の対象となるため、消費者金融全体で年収の3分の1を超える借り入れはできません。
審査については公開情報は限られていますが、中小消費者金融として一定の柔軟性がある可能性があります。貸金業法に基づく審査は行われるため、安定した収入があることが重要です。返済が困難になった場合は早めに相談することで問題の深刻化を防ぐことができるでしょう。
ビアイジの利用でお困りの方は、当サイトで紹介している借金問題に強い司法書士事務所・弁護士事務所に相談してみる選択肢もあります。一人で悩まず、まずは専門家に相談してみてはいかがでしょうか。経験豊富な専門家が、状況に合わせた適切な解決策を提案してくれます。
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