債務整理

レイクALSAは総量規制対象外?真相&審査の基準&限度額を解説

「レイクALSAは総量規制対象外!」という噂を耳にしたこと、ありませんか?

「えー、レイクALSAも消費者金融でしょ?ありえない」と思ったあなた!・・・正解です。

それにしても、なんでこんな噂が出てきたのでしょうか?そもそも、総量規制とはどういうものなのでしょうか

そこで今回は、レイクALSAが総量規制の対象外であるという噂を検証したのちに、総量規制についてや、総量規制の対象外の貸付について、そしてレイクALSAの総量規制の注意点について、解説していきます。

総量規制のせいで全然借りられないのよね・・・
そういう人も多いね・・・果たして本当に債務者のためになっているのかどうか・・・
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レイクALSAは総量規制の対象外?噂の真相を解説

レイクALSAは総量規制の対象外?噂の真相を解説

まずはじめに結論から言います。レイクALSAは総量規制の対象です。

にもかかわらず、レイクALSAが総量規制の対象外という噂が流れています。この経緯について解説していきます。

レイクALSAは、その前身をさかのぼると「ほのぼのレイク」(株式会社レイク)という消費者金融業者でした。

まず、2011年10月1日に親会社の新生銀行にレイクの商標や店舗、人員を譲渡し、これによって「新生銀行カードローンレイク」(新生銀行)となりました。

銀行系のときはよかったのよねえ~、色々と・・・
生き字引かな?

さらに、新生銀行グループの事業戦略の見直しが行われ、2018年3月31日をもって、新生銀行カードローンレイクは新規受付を停止し、2018年4月1日にはレイクの名は「レイクALSA」(新生フィナンシャル株式会社)に残る形となりました。

これが現在のレイクALSAとなります。

新生銀行カードローンレイクだった時代(2011年10月〜2018年3月)は、銀行ローンの一種だったことから、この時代のみレイクは総量規制の対象外でした。この歴史的経緯のために「レイクは総量規制の対象外」という誤解が生まれたと考えられます。

【解説】総量規制とは?

【解説】総量規制とは?

ここでは総量規制について解説していきます。

総量規制とは、貸金業法に基づいた借入額の上限を定める仕組みのことです。なお、総量規制の対象となるのは、貸金業者から個人が行う借入れのみとなります。

総量規制の目的

総量規制は、消費者を保護するために法律で定められたルールです。

総量規制は、過度な融資を制限することで、消費者を守ることを目的として、2010年6月から施行された改正貸金業法において設けられた規制です。

改正貸金業法施行以前は、このような規制はありませんでした。そのため、複数の貸金業者から今よりも多額の借入ができましたが、その分、多重債務状態になる人が数多く生み出されてしまいました。

多重債務状態に陥る人を減らすための決まりが総量規制である、ともいえます。

総量規制は年収の1/3が目安

総量規制は「年収の1/3を超える借入ができない」という決まりになっています。

借入の総額が年収の1/3を超えてはいけないということなので、これが消費者金融からお金を借りるときの限度額の1つの目安になります。

ただし、各消費者金融業者で自主規制を行っているケースもあるため、必ずしもこの金額まで借りられるわけではありません。

【疑問】複数業者から借り入れている場合はどうなる?

貸金業法が定めるところの総量規制は、全ての会社からの借入れ合計が年収の1/3以内であることが定められています。

このため、正規の消費者金融は審査の際に、他社の借入残高も含めて借り手の債務額を把握し、貸す金額を決めています

他の債務を隠して借入れをしようとしてもそのようなことはできません。

まあ、CICも見るし何ならCRINだって開けて見るわよね・・・
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総量規制の対象外の貸付について

総量規制の対象外の貸付について

ここでは、総量規制の対象外となる貸付について見ていきます。主なケースとしては以下の3つがあげられます。

  • 例外貸付の場合
  • 除外貸付の場合
  • 銀行カードローン

以下、順を追って説明していきます。

例外貸付の場合

「例外貸付」にあたる場合、年収の1/3を超えても借入れできる可能性があります。ただし、必ずしも借入ができるとは限りません。

例外貸付としては、顧客の利益の保護に支障を生ずることがない貸付けがこれに当たります。

一例としては、顧客やその親族などに緊急に必要と認められる医療費を支払うための資金の貸付けがあります。

また、借り手側が一方的に有利になる借換えとしての「おまとめローン」なども、この例外貸付に該当します。

レイクALSAが提供するサービスの中でも、おまとめローン「アルサ de おまとめ」はこの対象になります。このサービスは、複数のローンを1本のローンにまとめることで適用金利が下がり、返済額を抑えることにつながるからです。

一本化できるのは良いことよね!お金も男も・・・
そうだね!あと男はノーコメントにしておくよ!

加えて、個人事業者に対する融資も例外貸付に含まれます。ただし、事業計画・収支計画・資金計画などをもとに、返済能力に問題ないと認められる場合に限ります。

例外貸付は、その借入額が借入残高に算入されます。そのため、借入残高が総量規制の基準を超過した場合、後述する「除外貸付」や「例外貸付」を除いて、それ以上の借入れは不可能になります。

除外貸付の場合

「除外貸付」は、総量規制にかかわらず借入れが可能であり、その借入額は借入残高に算入されませんので、その後の借入れにも影響を与えません。

住宅ローンや自動車ローンなど、高額な買い物のための貸付や、有価証券や不動産を担保とした貸付などが、除外貸付の一例としてあげられます。

銀行カードローン

「銀行カードローン」は銀行法に則って行われる貸付です。

総量規制が適用されるのは貸金業法の範疇です。そのため「銀行カードローン」は総量規制の対象外です。

ただし、銀行カードローンによって総量規制以上の貸付が実施されることは、現在では考えにくい状況となっています。

確かに、総量規制が実施された2010年時点では、銀行カードローンによる高額貸付も行われており、その結果、過剰な融資も行われていました。

しかし、日弁連は2016年10月12日に「銀行等による過剰融資の防止を求める意見書」を内閣総理大臣、内閣府特命担当大臣、衆参両議院議長、全銀協会長へ提出しました。

この意見書を受け、金融庁も動き、貸付の自主規制が行われるようになった、というわけです。

チッ・・・
まあまあまあ。

レイクALSAの総量規制の注意点

レイクALSAの総量規制の注意点

では、レイクALSAにおける総量規制の注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは2つご紹介します。

  • 年収の3分の1までの申込みでも借りられない場合がある
  • 他社からの借入額や年収を偽ってもレイクALSAにバレる

以下、順を追って説明していきます。

年収の3分の1までの申込みでも借りられない場合アリ

まず、年収の1/3までなら目一杯借りられるというわけではありません。

借入上限額は各社の審査によって決まります

レイクALSAでも、借りる人の収入以外にも、信用情報・他社借入状況など複数の要素をもとに判断していきます。

これにより、同じ年収でも人によって限度額は大きく異なってきます。そのため、なかには限度額が年収の1/3に満たないケースも出てくる、というわけです。

通常、レイクALSAの利用実績が浅いうちは借入上限額が低い傾向にあります。これは、仮に審査を通過しても、初回の利用ではその人の返済能力が充分に判断できないからです。

他社からの借入額や年収を偽ってもレイクALSAにバレる

年収を高く偽って申告することや他社からの借入額を偽るのはNGです

絶対にやめましょう

レイクALSAのみならず、消費者金融の審査は、信用情報機関に登録された情報などをもとに実施されます。信用情報機関を参照すれば、前述のような嘘の申告はすぐに分かってしまいます。

虚偽の申告を行った場合、信用できない人と判断され、審査に落ちる可能性も高まります

総量規制以上に借り入れた場合は債務整理の検討を!

総量規制以上に借り入れた場合は債務整理の検討を!

総量規制は「これ以上借りたら危険!」という基準ともいえます。

そのギリギリがいいのよ!!
よくないよ!

総量規制の基準である年収の1/3を超える借入をしないといけないような状態、もしくはすでに総量規制の基準限界ギリギリの借入をしている状態に陥っているならば、債務整理の検討をおすすめします。

債務整理は個人ではその実行のハードルが低くありません。また債務整理にはいくつかの選択肢があります。

「債務整理も検討したいけど、どの手段がいいのか、どうやったらいいのか」・・・この辺りのことは、債務整理に強い司法書士や弁護士に相談をすることをおすすめします。

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まとめ

まとめ

今回は、「レイクALSAが総量規制の対象外」という噂を検証しました。そして、総量規制についてや、総量規制の対象外の貸付について、そしてレイクALSAの総量規制の注意点について、解説してきました。

まず、レイクALSAは他の消費者金融と同様、総量規制の対象であることに違いはありません。

なにより、総量規制の限度額を気にしなければいけないほどの借入をしなければいけない時点で、「危険水域」であるといえます。

「自分は危険水域に入ってしまった・・・」少しでもそう思った方は、借金問題の解決を相談できる司法書士に相談してみましょう!特に、債務整理に強い司法書士をおすすめします。

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