リボーン債権回収株式会社から突然電話がかかってきて、どう対応すべきか迷っている方はいらっしゃいませんか。督促の電話は精神的な負担が大きく、無視したくなるかもしれません。しかし、適切な対処をしなければ裁判や差押えに発展する可能性もありますので、早めの対応が必要となります。
この記事では、リボーン債権回収から連絡が来る理由から、督促を無視した場合の危険性、正しい対処法まで詳しく解説していきます。借金問題で悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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リボーン債権回収株式会社はどんな会社？
リボーン債権回収株式会社からの連絡には理由があります。この会社は法的に認められた正規の債権回収会社で、元の金融機関から債権を譲り受けて督促を行っています。
リボーン債権回収は正規のサービサー
リボーン債権回収株式会社は、サービサー法に基づく正規の債権回収会社です。元の金融機関やクレジットカード会社などから債権回収を委託・譲渡されて連絡をしています。
つまり、以前借入をしていた金融機関が直接督促するのではなく、専門の回収会社に業務を移譲しているということです。長期間返済が滞った場合、元の債権者が自社での回収を断念し、債権回収会社へ依頼する場合が一般的になっています。
基本的に違法な督促をされる心配はなし
主な督促手段は、電話（03-6825-6440）や書面、SMSなどです。また、督促状や請求書、最終通告書など様々な種類の書類が届くこともあります。
電話での督促では、債務の内容や支払い方法について説明されることが多いです。書面による督促では、債務の詳細な金額や遅延損害金、今後の手続きについて記載されています。
ただし、深夜早朝の電話や職場への頻繁な連絡、暴言や脅迫などの行為は法律で禁止されているので、そのような場合は弁護士や警察に相談しましょう。
架空請求や詐欺の可能性もゼロではない
リボーン債権回収を装った詐欺も発生しているため、注意しましょう。事前に、正規の連絡先や請求内容を必ず確認してください。
詐欺の場合、会社名や連絡先が実在のものと微妙に異なっていたり、請求内容が曖昧だったりします。また、即日振込を強要したり、コンビニでの電子マネー購入を指示したりする場合は詐欺の可能性が高いです。
不審な場合は、公式サイトや消費生活センターに相談することをおすすめします。本物のリボーン債権回収であっても、請求内容に疑問がある場合は慎重に対応しましょう。
督促を無視したらどうなる？裁判や差押えのリスクは？
督促を無視し続けることは、法的な危険を悪化させる可能性があります。最終的には裁判や差押えに発展する恐れもあるため、危険性を正しく理解しておくことが重要です。
督促を無視し続けると裁判手続きへ
督促を無視すると、最終的に裁判や支払督促に発展します。これは、債権回収会社は任意での回収が困難と判断すると、法的手続きに移行するためです。
裁判所から支払督促や訴状が届いた後も無視すると、自動的に敗訴となってしまいます。
裁判では債務者の言い分を聞く機会が設けられますが、出廷しなければ債権者の主張がそのまま認められるからです。
判決が確定すると強制執行（差押え）が可能になります。この段階に至ると、債務者の意思に関係なく財産が処分される可能性が高くなるため、早期の対応が必要です。
差押えされると日常生活に支障が出ることも
差押えの対象は預金、給与、不動産、車など多岐にわたります。特に給与が差押さえられた場合、勤務先に借金が知られることになるでしょう。
預金口座の差押えでは、銀行に対して債権者から差押え通知が送られ、ある日突然、口座残高がゼロ円になっていたなんてこともありえます。給与差押えでは、裁判所から勤務先に通知が行くため、職場に借金問題が発覚することになります。
家族や職場に借金問題がばれると、生活に大きな影響が出るかもしれません。社会的な信用を失うだけでなく、家族関係や職場での立場にも悪影響を与えてしまいます。事態が深刻化する前にしっかりと対処しましょう。
信用情報や保証人への影響も懸念材料
信用情報に事故情報（いわゆるブラックリスト）が登録されると、信用情報機関に5年程度記録され、新たな借入やローン審査に大きく影響します。
連帯保証人がいる場合は、保証人にも請求が及んでしまいます。保証人は主債務者と同等の責任を負うため、本人が支払わない場合は保証人に督促が向かうのです。
クレジットカードの作成や住宅ローンの審査などが困難になるため、将来の生活設計にも大きな支障をきたします。信用情報の回復には長期間を要するため、現在の債務問題を放置することは将来の危機も高めることになります。
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リボーン債権回収から連絡が来た時の正しい対処法
リボーン債権回収から連絡が来た場合、慌てずに適切な対処をすることが大切です。正しい手順を踏むことで、より有利な条件での解決が期待できます。
請求書の確認がスタートライン
まずは請求内容や債権の詳細を、送付書面でよく確認することから始めましょう。口頭での説明だけでなく、必ず書面で債務の内容を確認することが大切です。
債務の存在自体に疑問がある場合や、金額に納得がいかない場合は、一人で判断せずに法律の専門家に意見を求めることをおすすめします。
また、正規の会社かどうか公式サイトや法務省の認可状況を調べることも重要です。サービサー法に基づく債権回収会社は法務省の認可を受けているため、認可リストですぐに確認できます。
返済が難しい場合は分割払い・減額交渉を
返済が困難な場合は、分割払いや減額交渉が可能です。債権回収会社も全額回収が困難な状況であれば、和解に応じる場合があります。
また、債務整理（任意整理・個人再生など）で負担を軽減できる場合もあります。任意整理では将来的な利息の免除や長期分割払いが可能になり、個人再生では大幅な元金減額も期待できるでしょう。
弁護士が交渉することで、遅延損害金や将来利息の免除も期待できます。専門家が介入していれば、債権回収会社も法的な観点から現実的な解決策を検討するようになります。
時効援用は最後の取引日から5年以上が条件
最後の取引日から5年以上経過していれば、時効の可能性が高いです。消滅時効が成立していれば、法的に債務の支払い義務がなくなります。
ただし、時効援用は自分で判断せず、必ず弁護士や司法書士に相談しましょう。時効の中断事由があったかどうかの判断はとても複雑で、失敗すると債務の存在を認めたとみなされる危険性もあるため、素人では正確な判断が困難だからです。
時効が成立していれば、借金を支払わずに済む場合もあります。
専門家に相談するメリットと相談先の選び方
借金問題は、専門知識が必要な分野です。専門家に相談することで、より良い解決策を見つけることができ、精神的な負担も軽減されます。
借金問題は司法書士・弁護士に相談しよう
債権回収や裁判対応は法律知識が不可欠で、自己判断は危険性が高いからです。法的な手続きには期限があり、誤った対応をすると取り返しのつかない結果を招く可能性があります。
弁護士や司法書士が間に入ることで、精神的負担や問題を軽減できます。また、直接債権回収会社とやり取りする必要がなくなり、法的な保護を受けながら問題解決に取り組むことができるでしょう。
専門家への相談は、有利な条件での和解や時効援用など、最適な解決策を提案してもらえます。個々の状況に応じて最も効果的な方法を選択できるため、債務者にとって最良の結果を期待できるでしょう。
専門家に依頼すると不利益を被る心配がない
専門家に依頼することで、債権回収会社との交渉や裁判手続きの代理をしてもらえます。法的な知識と経験を持つ専門家が代理人として対応するため、適切な主張と証拠提出が可能になります。不利益を被る心配事は、とても少なくなるでしょう。
専門家介入後は、債務整理による分割払いや減額、時効援用など状況に応じた手続きを一括で依頼できます。複数の選択肢から最適な方法を選び、必要な手続きをすべて専門家に任せることができます。
現在では、無料で相談を受け付けている事務所も多いです。初回の相談料が無料だと、気軽に今抱えている状況を相談して適切な助言を受けることができます。
相談先は実績豊富な事務所がおすすめ
債務整理や消滅時効援用の実績がある弁護士・司法書士事務所を選びましょう。経験豊富な専門家であれば、様々な状況に対応した解決策を提案してくれます。
不審な業者や違法業者には絶対に依頼してはいけません。法外な費用を請求したり、不適切な手続きを行ったりする業者も存在するため注意しましょう。
なお、専門家を探す際は、公式サイトや口コミなどを確認して信頼できそうな事務所を見つけましょう。
実際に相談した方の評価や、正式な資格を持つ専門家かどうかを事前に確認すると安心です。
また、専門家に一度相談したからといって、必ず依頼しなければならないわけではありません。相談時に「少し違うな」などの違和感を感じたのであれば、別の専門家を探すことも可能です。無料相談をうまく利用して、自分に合った専門家を探してみてください。
まとめ
リボーン債権回収からの督促電話は、放置すると裁判や差押えに発展する可能性があります。督促を受けた場合は、まず請求内容を確認し、返済が困難であれば専門家に相談することが大切です。
時効援用の可能性がある場合や、債務整理による解決が適している場合もあるため、一人で悩まずに適切な対処法を検討しましょう。借金問題は時間が経つほど解決が難しくなってしまうので、早めに対応することをおすすめします。
借金問題でお困りでしたら、当メディアでご紹介している実績豊富な弁護士事務所や司法書士事務所への相談をご検討ください。無料相談を実施している事務所も多く、個別の状況に最適な解決策を提案してくれるでしょう。
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