ローンの返済が滞ったとき、突然「かんそうしん」という会社から連絡が来て驚いた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、かんそうしんの会社概要から、連絡が来た場合の対応方法、さらには返済が難しい場合の選択肢まで詳しく解説します。ローン返済にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

- 【迷ったらココ】司法書士法人ライタス綜合事務所
- 街の灯法律事務所
- 司法書士エストリーガルオフィス
→相談無料・最短即日対応・豊富な実績など借金に困ったら最初に相談したい当サイト人気NO.1の司法書士事務所(相談はこちらをタップ)
→24時間相談可能な東京の弁護士事務所。弁護士対応だからすべての手続きを安心して依頼できる
→全国対応の無料ダイヤルやオンライン無料相談があり、気軽に相談できる人気事務所
\最短即日で借金減額!/
かんそうしんってどんな会社なの?基本情報を知ろう

「かんそうしん」は、正式名称を「株式会社かんそうしん」といいます。銀行ローンの保証を行う会社で、利用者が返済できなくなった場合にその返済を肩代わりします。まずは「かんそうしん」がどのような会社なのか、基本情報を知っておきましょう。
かんそうしんの会社概要と設立の経緯は?
株式会社かんそうしんは、東京都千代田区外神田に本店を置く信用保証会社です。創業は1974年7月で、「関東総合信用保証株式会社」として設立されました。
設立から3ヶ月後には、地方銀行のローン利用者のための信用保証業務を開始しています。事業拡大とともに1988年10月に「株式会社かんそうしん」に社名を変更しました。
かんそうしんの事業内容と特徴って何?
かんそうしんの主な事業内容は、信用保証業務とクレジット業務(個別信用購入あっせん業務)の2つとなります。中でも信用保証業務が主力事業となっており、母体銀行でのローン契約時に保証人となる役割を担っています。
特に、関東、信越、北陸地区の地方銀行9行が母体銀行となっている点が特徴といえるでしょう。地方銀行と密接な関係を持ち、銀行でローンを利用する際の保証会社として機能しています。
かんそうしんの保証業務の仕組みはどうなってるの?
かんそうしんの信用保証業務は、利用者が母体銀行で住宅ローンやカードローンなどの各種ローンを利用する際に、利用者の委託により債務保証を行うものです。「利用者が返済できなくなったら代わりに支払います」と銀行に約束する役割だと理解してください。
最も重要な点は、利用者が返済できなくなった場合の仕組みだといえるでしょう。
もし利用者が何らかの理由でローンを返済できなくなった場合、かんそうしんが銀行に対して全額返済することになります。これを「代位弁済」といい、代位弁済後は、かんそうしんが利用者に対して債権を持ち、返済を求める立場に変わります。

かんそうしんから連絡が来るのはどんなとき?滞納したらどうなる?

ローンの返済が滞ると、銀行からの連絡に加え、かんそうしんからも連絡が来る場合があるので注意しましょう。どのような流れで連絡が来るのか、その後どうなるのかを知っておくことが大切です。
ローン滞納時の流れと連絡のタイミングは?
返済が滞ると、最初は利用者に対して銀行から電話による督促が行われます。滞納直後の連絡は、支払いの遅れを確認するものにすぎません。
滞納が2ヶ月程度続くと、保証人や連帯保証人にも連絡が来るようになります。その後、保証人であるかんそうしんからも、返済の意思や今後の対応について確認の連絡が来る流れになります。
滞納から3ヶ月程度経過すると状況はより深刻になるでしょう。利用者への連絡も増え、保証人に対しても借入残高の一括返済請求が行われる可能性があります。この段階になると、かんそうしんは代位弁済に向けた準備を進めるため、いよいよ問題を解決する必要に迫られるでしょう。
代位弁済とは?かんそうしんが代わりに支払うとどうなるの?
代位弁済とは、債務者(利用者)が返済できなくなった場合に、保証会社が債務者に代わって金融機関への返済を肩代わりすることをいいます。
滞納が3~6ヶ月程度続くと、金融機関が保証会社に対して残金の一括返済を請求する可能性が高まるでしょう。かんそうしんは、この請求に応じて銀行へ代位弁済することになるのです。
代位弁済が行われると、債務者の立場は大きく変わるでしょう。それまでは「期限の利益」という権利により分割での返済が可能でしたが、代位弁済後はその権利を失い、かんそうしんから一括返済を求められることになるのです。
債権譲渡でアイ・アール債権回収から連絡が来ることもあるの?
かんそうしんは、長期の未払いや債務者と連絡が取れないなど、回収が難しい債権を債権回収会社に売却することもあります。代表的な債権回収業者が「アイ・アール債権回収株式会社」といえるでしょう。
アイ・アール債権回収は、法務省の許可を得た正規の債権回収業者で、かんそうしんを含む複数の金融機関から債権を譲り受けて回収業務を行っています。
債権回収を専門とすることで効率化を図っていると理解してよいでしょう。
【当サイト人気No.1】債務整理に強い司法書士事務所はこちら
かんそうしんからの連絡に対してどう対応すればいいの?

かんそうしんから連絡が来た場合、どのように対応すべきでしょうか。慌てずに適切な対応を心がけることが大切です。以下にて詳しい対応方法をご紹介します。
滞納初期の段階での適切な対応方法は?
滞納初期の段階では、早めに金融機関に連絡することが大切です。現在の経済状況や返済が遅れている理由を正直に説明しましょう。誠意を示すことが問題解決のための第一歩となります。
返済スケジュールや返済額の見直しについて相談することで、自分の経済状況に合った返済計画を立てられる可能性があります。例えば、毎月の返済額を減額してもらったり、ボーナス払いの割合を変更したりするなどの対応が可能なケースもあるでしょう。
自宅への訪問や督促状が来た場合の対応策は?
書面や電話での督促に応じないと状況は深刻化し、自宅に直接、債権回収業者が訪問する場合もあります。訪問は法律で認められた範囲内でのこととはいえ、不安を感じる方も多いでしょう。
このとき、居留守を使うなどの不誠実な対応をしていると、より強硬な手段に出られることにもなりかねません。返済できない理由を丁寧に説明し、誠実に問題解決に取り組む姿勢を見せましょう。
また、督促状が届いた場合も同様です。無視せず、早めに連絡を取って状況を説明しましょう。無視しても問題が解決することはなく、むしろ状況を悪化させるだけです。
かんそうしんとの交渉のポイントと注意点は?
かんそうしんとの交渉では、まず現在の収入状況や今後の見通しなど、具体的な資料を準備しておきましょう。収入の証明になる給与明細や、支出状況がわかる家計簿などを用意しておくと、交渉がスムーズに進みます。
交渉の際に最も注意すべき点は、無理な返済計画を約束しないことです。実現不可能な返済計画を提案しても、結局、返済できずに状況を悪化させかねません。収入と支出を冷静に分析し、実現可能な返済計画を提案することがポイントです。
どうしても返済が難しい場合の選択肢は?債務整理について知ろう

努力しても返済が難しい状況に陥ることもあり、そのような場合には債務整理を検討することになります。債務整理には複数の方法があり、それぞれメリット・デメリットが異なるので見ていきましょう。
任意整理のメリット・デメリットと向いている人は?
任意整理は債権者と直接交渉し、将来の利息などの支払いをカットして、残りを3~5年で返済する方法です。
裁判所を通さず、司法書士や弁護士を介して債権者と和解できます。
この方法は、安定した収入がある人や、借金の額が比較的少ない人に向いているでしょう。元金は原則として全額返済する必要がありますが、将来の利息がカットされることで返済の負担が軽くなります。
任意整理のメリットは、家族や勤務先に知られにくく、無理のない返済を続けることで財産を手放さずに済み、保証人への影響も少なくなることです。一方、デメリットとしては、信用情報機関に事故情報が登録され、一定期間はクレジットカードやローンが利用できなくなることが挙げられるでしょう。

個人再生の特徴と手続きの流れは?
個人再生は裁判所に再生計画を認めてもらい、借金を5分の1~10分の1程度に減額する方法です。
減額された債務を原則3年間で分割返済します。大幅な減額が可能なため、任意整理よりも返済負担が軽くなるでしょう。
この方法は、例えば、安定した収入はあるものの借金総額が多すぎる場合に適しています。また、住宅ローンがある場合、住宅を手放さずに返済を続けられる点も大きなメリットといえるでしょう。
デメリットとしては、手続きが複雑で時間がかかること、少額の借金では利用が難しいことなどが挙げられます。
手続きの流れは、申立て、債権調査、再生計画案の提出、認可決定という順序で進みます。書面の作成や裁判所とのやりとりがあるため、司法書士や弁護士などの専門家へ相談するとよいでしょう。

自己破産を選ぶべき状況とその後の生活への影響は?
自己破産は裁判所に申立てをし、原則すべての借金を免除してもらう方法です。
借金をゼロにできる唯一の方法であり、経済的に最も苦しい状況にある人のための最終手段といえるでしょう。
安定した収入がなく、今後の収入増の見込みもない人に向いています。例えば、病気や怪我で働けない場合や、高齢で返済能力がない場合などが該当します。また、借金総額が多く、他の方法では解決が難しい場合にも検討するとよいでしょう。
自己破産のメリットは、借金を免除してもらい生活の再出発を図れる点ですが、デメリットとしては、原則、財産を手放す必要があることが挙げられるでしょう。ただし、生活に必要な最低限の財産は手元に残すことができます。
まとめ

株式会社かんそうしんは地方銀行のローン保証を行う会社です。ローン返済が滞ると連絡が来ることがありますが、まずは落ち着いて状況を説明し、返済について相談することが大切です。しかし、滞納が続くと代位弁済が行われ、状況は複雑になるでしょう。その場合は早めに専門家に相談し、任意整理や個人再生、自己破産などの債務整理を検討することも必要となってきます。
かんそうしんからの返済督促でお悩みの方は、当サイトで紹介している債務整理に強い司法書士事務所・弁護士事務所に相談する選択肢もあります。一人で悩まず、まずは相談してみてはいかがでしょうか。経験豊富な専門家が、あなたの状況に合わせた最適な解決策を提案してくれるはずです。
債務整理におすすめの司法書士・弁護士事務所12選を見る≫

- 【迷ったらココ】司法書士法人ライタス綜合事務所
- 街の灯法律事務所
- 司法書士エストリーガルオフィス
→相談無料・最短即日対応・豊富な実績など借金に困ったら最初に相談したい当サイト人気NO.1の司法書士事務所(相談はこちらをタップ)
→24時間相談可能な東京の弁護士事務所。弁護士対応だからすべての手続きを安心して依頼できる
→全国対応の無料ダイヤルやオンライン無料相談があり、気軽に相談できる人気事務所
\最短即日で借金減 額!/