あなたは突然「エムアールアイ債権回収」から見たことない書類が届いたら、どうしますか?債権?回収?借金取り?などマイナスなイメージばかり思い浮かび、このご時世、「詐欺では?」と疑ってしまう人もいるでしょう。ですが、詐欺かもしれないから、とか、知らない会社だから、といって中身も確認せず無視し続けてはいけません。
今回は、エムアールアイ債権回収の概要、督促への対応方法、時効援用の仕組みなど、これを知っておけば安心という情報をご紹介します。

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エムアールアイ債権回収って一体どこの会社なの?

エムアールアイ債権回収は、闇金など不正にお金を取り立てる会社ではなく、その名の通り債権を回収する正真正銘真っ当な会社です。
まずこの会社の概要、グループ会社について、扱っている債権など、基本的な情報をご説明します。
エムアールアイ債権回収の会社概要は?
エムアールアイ債権回収は2004年11月に、丸井グループのカード・金融子会社である株式会社マルイカード(現エポスカード)から全額出資され設立された会社です。このような債権の管理回収を専門に行う会社を「サービサー」と言い、法務大臣の許可を得ている正規の会社となります。
丸井のグループ会社ですので、主に扱っているのはその傘下のカード会社、エポスカードの債権です。つまり、エポスカードで支払を滞納していると、その債権はエムアールアイ債権回収に引き継がれる、という仕組みになっています。
どんな債権を扱っているの?
エムアールアイ債権回収が扱っている債権で一番多くを占めるのが先ほども述べた傘下であるエポスカード(旧丸井カード)です。
また、消費者金融のゼロファーストやスルガ銀行、JR東日本の子会社でもあるビューカードの債権も取り扱っています。ですので、過去にこれらを利用し支払を滞納していた場合はエムアールアイ債権回収から督促がある可能性があります。
突然の督促は詐欺じゃないの?
債権を回収する会社なんて、詐欺ではないかと疑いたくなりますよね。ですが、エムアールアイ債権回収は詐欺の会社ではない、と断言できます。法務大臣の許可を得た正規のサービサーです。
債権がサービサーに譲渡される事は一般的ですので、過去にどこかのカード会社で支払を滞納した場合でも、エムアールアイ債権回収のようなサービサーから督促が来る事は珍しくありません。違法でもなければ詐欺でもないのです。
また、スルガ銀行のカードローンは、エポスカードが保証会社になっている事があります。そのため、スルガ銀行で支払を滞納した場合、保証会社であるエポスカードが代位弁済する可能性があり、そのエポスカードの債権がエムアールアイ債権回収に渡れば、エムアールアイ債権回収から請求される事もあるということです。
エムアールアイ債権回収からの督促はどんな流れで来るの?

債権回収会社の督促は一連の流れがほぼ決まっています。
ここではその流れや、電話や訪問があった場合の対応方法についてご紹介します。慌てずに対処できるよう心得ておきましょう。
督促の基本的な流れを知っておこう
督促は、まず最初に「債権譲渡通知書」が届きます。これは債権がサービサーに譲渡されたという通知ですので、しっかりと読んで内容を確認しましょう。
次に、電話や封書で督促が開始され、時には自宅に担当者が訪れる事もあります。それも無視し続けると、今度は簡易裁判所から訴状または支払督促が届くことになるでしょう。
簡易裁判所から書類が届いても、なお何も行動を起こさなければ、いずれは強制執行に発展する可能性があります。このような最悪な状況になるのは避けたいものです。

電話での督促はどう対応すべき?
エムアールアイ債権回収の督促は、0120から始まる番号からかかって来ることが多いようです。
頭の片隅に置いておいてください。
また、時効の可能性がある場合は特に注意が必要です。突然の電話に慌てて支払いをしてしまったら、時効がリセットされ、1日目から数え直しになってしまいます。
時効の可能性がなくても、無理な支払いの約束はせずに、自分の返済できる範囲内で支払いの約束をする事が大切です。
自宅訪問されたらどうすればいい?
電話、封書で連絡が取れない場合、サービサーは担当者が自宅に訪問する可能性があります。ですが接触は避けた方がよいでしょう。担当者と直接話をする事で、時効がリセットされてしまうおそれがあるのです。具体的には、「支払う約束」をすることを「債務の承認」といい、これが時効をリセットさせる要因になります。
一方で、時効の可能性がなく返済の意思がある場合は、自身の収支を見直し、毎月の支払可能額を算出しておきましょう。現実的な返済計画を事前に準備する事が大切です。
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エムアールアイ債権回収からの督促を無視するとどうなるの?

督促を無視する事は簡単ですが、無視する事で起こるその後の事を考えなければいけません。しっかりと現実を理解しておきましょう。
督促を無視し続けるとどんな事態に?
督促が届いたにも関わらず放置していると、裁判所がからむ法的手続きが開始されます。
具体的には裁判所から書面が送付されますので、それを受け取ってから2週間以内に異議申立をするか答弁書を提出してください(詳しくは後述します)。怠ったり放置してしまうと、支払う意思がないとみなされ、最悪、強制執行の手続きに移行されてしまいます。
強制執行になると、給与または預金などから強制的にお金を回収されてしまいます。
裁判所の命令ですので回避することはできません。このような事態になる前に事前にしっかりと対策をしましょう。
裁判所から書類が届いたらどうする?
裁判所から届く書類は「訴状」または「支払督促」の2種類あります。
「訴状」が届いた場合、通常、答弁書が同封されています。答弁書は裁判の当事者に向け、自分の意見や要望を伝えるための書類です。分割払いを希望する事、支払える額なども記載し、エムアールアイ債権回収に提出してください。
「支払督促」が届いた場合、届いてから2週間以内に異議申立を行ってください。支払いができそうであれば、分割で支払いたい旨を記載した異議申立書を提出してください。
このように、適切な対応を取っていれば、裁判所を介して支払いの手続きが開始されます。
また、これらの手続きを行う前に、司法書士や弁護士に相談する事をおすすめします。状況に応じた的確なアドバイスがもらえるでしょう。
放置するリスクと適切な対応方法
督促を放置すると、最終的には強制執行で給与や預金が差押えられてしまう可能性があります。債権回収を行う会社は、住民票や戸籍などを追って名字や住所が変わっても本人の所在を突き止めます。引っ越しや結婚があっても逃れられない、という事です。
ですので、督促があったらすぐに対応する事が重要です。放置していても状況は変わりません。ただし、時効の可能性がある場合は専門家にまず相談してください。時効の可能性がない場合のみ、放置せずに返済計画を練りましょう。

借金の時効は成立する?エムアールアイ債権回収への時効援用方法

長期間返済していない借金は、時効が成立している可能性もあり、時効が成立していれば支払う必要がなくなります。ではどのような場合に時効が成立するのでしょうか。
借金の時効成立の条件は?
時効成立の条件は、最終返済日から5年以上が経過している事、その間に債権者から裁判を起こされていない事、債務の承認をしていない事などがあげられます。
裁判を起こされていたり、債務の承認を行ってしまった場合は、時効までの期間がリセットされてしまうので注意しましょう。
ですが、もし上記の条件を満たしている場合は、必要な手続きを行えば時効が成立し、支払をしなくて済むというわけです。気になる方はぜひ専門家に相談してみてください。
時効援用の正しい手続き方法
時効は条件が整えば自動的に成立するものではありません。きちんと「時効の援用をします」という意思表示を債権者に行う必要があります。
時効の援用とは、時効が成立したので返済は行わない旨を債権者(ここではエムアールアイ債権回収)に意思表示をすることです。この時効援用の手続きを行わない限り、いつまで経っても借金がなくなる事はありません。
手続きは、エムアールアイ債権回収宛てに時効の援用通知書を送付します。不備や不足を防ぐため、文書は自分で作成するのではなく弁護士などの専門家に依頼するとよいでしょう。
また、送付する際は内容証明郵便で送付してください。内容証明郵便は、郵便物の内容を郵便局が証明する郵便サービスです。いざというときの証拠になるため活用しましょう。
時効援用の注意点と失敗しないコツ
時効が成立するかもしれない、という場合、まずは弁護士に相談してください。時効が成立するまでの適切な対応をアドバイスしてくれるはずです。
裁判所から支払督促が届いたとしても、時効成立の条件が整っていた場合、期限内に異議申立を行えば時効は成立する可能性があります。逆を言えば、期限内に異議申立をしないと時効は成立しませんのでくれぐれも注意して対応しましょう。

まとめ

エムアールアイ債権回収からの督促は、エポスカードやその他カード会社の債権を引き継いで行っているものです。過去に支払を滞納した覚えのある方は、突然督促が来る可能性が考えられますので、事前に心の準備をしておきましょう。
当サイトで紹介している司法書士事務所、弁護士事務所は、債権回収問題を専門に扱う事務所です。もし当事者になってしまったら、専門家に相談する事をおすすめします。豊富な経験と知識を生かし、一人ひとりの状況に合わせて最善の結果を導いてくれるでしょう。
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