家族や友人から連帯保証人になってほしい、と言われたことはありますか?ローンや家・部屋を借りる際など連帯保証人にもいくつか種類があり、世間ではよく「連帯保証人にはなるな」といわれています。
この記事では、連帯保証人の役割や責任、注意点などを詳しく解説します。連帯保証人になる前に、ぜひ参考にしてくださいね。
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連帯保証人ってなに?
連帯保証人とは、他人の借金や家賃などを代わりに支払う責任を負う人のことで、主債務者が支払いできない場合、その責任をすべて引き受けなければいけません。では、具体的にどのような役割や責任が伴うのか、詳しく見ていきましょう。
連帯保証人の役割とは?
連帯保証人は、主債務者が借金や家賃の支払いを行えない場合に、その負債を代わりに負う重要な役割を果たします。つまり、銀行からの融資や賃貸契約において、主債務者が返済不能になると、連帯保証人がその全額を返済しなければならないということです。
また、連帯保証人は主債務者に代わって返済を行うことから、金融機関や貸主にとっては非常に重要な存在。特に主債務者の信用力が低い場合に、この仕組みがよく利用されます。
保証人との違いは?
保証人と連帯保証人の違いは大きく3つのポイントに分けられます。
まず、連帯保証人は、家主や貸金業者からお金を支払うよう請求されたとき、拒否することはできません。対して保証人の場合は、「先に主債務者に請求してください」と主張できます。
次に、主債務者が支払い能力があるのに返済や支払いを拒否した場合、家主や貸金業者から請求されれば連帯保証人が支払うことになります。対して保証人であれば、先に主債務者の財産に強制執行してくださいと主張が可能です。
最後に、複数の連帯保証人がいる場合、本来返済すべき額を超えない範囲ですべての人が全額を返済しなければなりません。対して保証人の場合は頭数で割った金額だけを返済すればよいとされています。
つまり、保証人より連帯保証人のほうが責任が重いというわけです。
連帯保証人の責任ってどれくらい?
連帯保証人の責任は非常に重大で、例えば、主債務者が家賃を滞納した場合でも、その全額を連帯保証人が肩代わりして支払わなければなりません。また、ローン契約においても連帯保証人がその全額を返済する義務を負います。
そのため、連帯保証人は自身の生活や経済状況に大きな影響を受けることになります。賃貸契約やローン契約において連帯保証人が求められることは多いので、そのリスクを十分に理解し慎重に判断することが大切です。
連帯保証人になるとどうなるの?
連帯保証人になると、多くの責任とリスクを負うことになります。主債務者が家賃を滞納したり、借金を返せなかったりした場合、その全額を代わりに返済する義務を負うため、自身の経済状況にも大きな影響を及ぼします。ここからは、具体的なリスクについて詳しく解説しましょう。
家賃滞納のリスク
連帯保証人は、主債務者が家賃を滞納した場合、その滞納分を全額支払わなければなりません。このため、主債務者の家賃滞納が長引くほど、連帯保証人の経済的負担も大きくなっていきます。
さらに、連帯保証人が滞納分を支払えない場合、連帯保証人自身の信用情報に傷がつき、将来的に自身が借り入れを行う際に不利になる可能性もあるでしょう。
借金返済のリスク
連帯保証人は主債務者が借金を返済できない場合、その全額を返済する義務があります。例えば、主債務者が事業資金として借り入れた場合、連帯保証人がその全額を返済しなければならない状況が生じるということです。
このリスクは非常に高く、連帯保証人が自身の生活費や他の金融義務を圧迫される可能性もあります。加えて、連帯保証人が返済を滞れば、自分の信用情報にも直接的なダメージを受けることになりかねません。
主債務者の自己破産の影響もモロに受ける?
主債務者が自己破産した場合、その借金は免除されますが、連帯保証人の返済義務は残ったままになります。つまり、主債務者が自己破産により救済されても、連帯保証人はその借金を全額返済しなければならないということです。
このため、主債務者の自己破産は連帯保証人にとって非常に大きなリスクとなります。連帯保証人が主債務者の自己破産の影響を受けることで、自身の経済状況や生活に重大なダメージを負うことになります。
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連帯保証人になる前に知っておきたいこと
連帯保証人としての役割を果たすには、知っておくべきことがいくつかあります。詳しく説明するので、連帯保証人になる前に必ず頭に入れておきましょう。
主債務者の支払い能力をチェック
連帯保証人になる前にまず確認すべきなのは、主債務者の収入や財務状況です。支払い能力が低ければ、連帯保証人自身に大きな経済的リスクが降りかかってしまうからです。
主債務者が安定した職に就いていて定期的な収入があるか、今後の経済的見通しや他の借金の有無なども確認しておきましょう。こうした情報を基に支払い可能性を見極められれば、自身のリスクも低減できるはずです。
契約内容を確認しよう
連帯保証契約を結ぶ前に、契約内容を細かくチェックするのも重要なポイントです。特に注意したいのは「極度額」と「責任範囲」。極度額は保証する最大限の金額を指し、それを超える保証は求められません。また契約書には、どの範囲までの責任を負うのかが明確に記載されているはずです。
あいまいな表現があれば、司法書士など専門家に相談するのもひとつの手です。どのような状況でどれだけの責任を負うのかをしっかり理解しておけば、将来的なトラブルを防げるでしょう。
リスクを避ける方法
連帯保証人になるリスクを減らす方法のひとつが、保証会社の利用です。保証会社は主債務者が支払い不能になった際に代わりに支払ってくれる機関で、これにより連帯保証人の負担を軽減できます。
保証会社を通せば連帯保証人としての登録は不要になり、リスクを大幅に下げられます。
保証料を支払うことで主債務者が支払えなくなった場合のリスクが保障されるので、安全策として検討する価値は十分にありますよ。
【連帯保証人】よくある質問に答えます!
ここからは、連帯保証人についてよくある質問に答えます。連帯保証人になる際の注意点や解決策がより理解しやすくなりますし、疑問や不安を解消できるはずです。ぜひ最後までお読みください。
連帯保証人は途中でやめられる?
基本的に連帯保証人を途中でやめるのは難しいものです。しかし、主債務者が新たな連帯保証人を立てた場合や、債権者が了承してくれた場合などであれば解除できる可能性もあります。契約期間が明記されていれば、その期間が終了すれば解約されることもあります。事前に契約書をよく確認して、必要であれば法律の専門家に相談するのが良いでしょう。
連帯保証人が複数いる場合の責任は?
連帯保証人が複数いる場合、それぞれが全額返済の義務を負います。仮に一人の連帯保証人が全額支払ったとしても、他の連帯保証人に「私が払った分の金額をあなたが私に返して」と言うには法律的な手続きが必要になります。つまり複数の連帯保証人がいても、自身の責任が軽減されるわけではないことを理解しておきましょう。
連帯保証人が自己破産した場合は?
連帯保証人が自己破産しても、主債務者の借金は免除されません。連帯保証人自身の借金は整理されますが、主債務者の債務はそのまま残ってしまいます。自己破産した連帯保証人の代わりに新たな連帯保証人を立てるか、保証会社を利用するなどの手続きが必要になることもあります。
つまり連帯保証人が自己破産しても、主債務者の責任を完全に回避できるわけではなく、他の対策を講じなければならないということです。連帯保証人と主債務者の関係は密接に結びついているので、一方の事情で全体の債務が解消されるわけではありません。だからこそ慎重な対応が求められるのです。
まとめ
連帯保証人になると大きな責任が伴います。主債務者が家賃を滞納したり借金を返せなくなったとき、その支払い義務が連帯保証人に発生するでしょう。連帯保証人になる前には、主債務者の支払い能力をチェックし、契約内容を確認することが重要です。
連帯保証人になるリスクを避けたい場合は、保証会社を利用するという方法もありますが、それでもトラブルに巻き込まれる可能性は十分にあります。特に闇金や違法金融の連帯保証人になってしまった場合、自力での解決はかなり難しいでしょう。
トラブルに陥ってしまった場合は、司法書士や弁護士事務所に相談することをおすすめします。当サイトでは、借金問題に強い法律事務所を詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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