「国際ロマンス詐欺師に個人情報を教えてしまった!」という方からのご相談をよくいただくようになりました。
お金を騙し取られたことよりも、個人情報を教えてしまった・送ってしまったことのリスクを懸念される方が多いということです。
実際のところ、国際ロマンス詐欺師に個人情報を教えてしまうとどうなるのでしょう?
また、写真も悪用されるという情報がありますが、これは本当なのでしょうか?
ここでは国際ロマンス詐欺師に個人情報を教えてしまった場合について解説していきます。
マッチングアプリやSNSなどを通じた国際ロマンス詐欺や海外FX/仮想通貨詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。
「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」などの悩みを抱えている方は、国際ロマンス詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決します。
国際ロマンス詐欺で個人情報を教えてしまう場合とは
国際ロマンス詐欺において、個人情報を教えてしまう場合には、以下のようなケースが想定されます。
- プレゼントの送付先として
- あなたに会いに行くから、と言われて
- 結婚するため
それぞれみていきましょう。
プレゼントの送付先として
「いつもお世話になっている大好きなあなたに、プレゼントを送りたい。」
そんな優しい言葉とともに住所や氏名、電話番号を聞かれます。
実際に花やリングが届くケースも事例としては多く見られるようになりました。
「あなたに会いに行くから」と言われて
「メッセージだけのやり取りだけでは我慢できない。会いにいく」
と住所を聞いてくるケースです。
相手に恋をしているあなたは、喜んで教えてしまうかもしれません。
しかしこれも基本的には個人情報の抜き取りですので十分に注意しましょう。
結婚するため
結婚するための書類に記載するため、あなたの個人情報が必要、そんなことを言われるのも国際ロマンス詐欺の個人情報抜き取りではよくある話です。
また、書類に写真が必要だから、と顔写真を要求されることもあるでしょう。
実際に結婚証明書が出た、なんて写真が後日くることもあります。しかしこれもダミーの書類なので信用してはいけません。
国際ロマンス詐欺で個人情報や写真が悪用されるケース
国際ロマンス詐欺で与えてしまった個人情報や写真が悪用されるケースがいくつかあります。ここでは以下の具体的な項目について解説していきます。
- 新たな詐欺被害
- 詐欺師の写真として利用される
- 個人情報や写真を盾に脅される
新たな詐欺被害のきっかけ
個人情報が悪用されて、新たな詐欺被害のきっかけになってしまうことも十分に考えられます。
あなたへの連絡先を別の詐欺師に共有されることから、別の詐欺師があなたに接触できるようになってしまいます。
このときのアプローチは個人情報を悪用して様々な方法が取られる可能性が高く、ある日突然手紙が届くケースもあれば、LINEで連絡がくることもあります。
中には国際ロマンス詐欺の被害回復のため、と弁護士を騙って連絡してくるケースもあります。
詐欺師の写真として利用される
あなたの写真を送ってしまうと、その写真が、次の被害者を騙すためのプロフィール写真に利用されてしまう可能性が考えられます。
下手をすると、あなた自身の知り合いに当たってしまい・・・あらぬ誤解を生んでしまうかもしれません。
このようにお金の被害よりも恐ろしいのが個人情報流出の被害なのです。
個人情報や写真を盾に脅される
個人情報や写真を流出させたくないなら…と犯人が様々な脅しをしてくる危険性があります。
このような脅しを受けた時点で、相手はすでに個人情報を流出させている可能性もあるので
すぐに警察や弁護士に相談し、指示を仰ぐようにしましょう。
決して脅しに従ってはいけません。
国際ロマンス詐欺で個人情報を教えてしまった場合の対処法
詐欺師に個人情報を教えてしまった場合の対処法は、以下の3つが考えられます。
- これ以上教えない
- 詐欺師と連絡を断つ
- 可能な限り個人情報を変更する
1つずつみていきましょう。
これ以上教えない
基本的なことですが、これ以上の情報を教えないようにしましょう。
LINEを教えてしまったとしても、住所は教えない、住所は教えてしまったとしても、電話番号は教えない、とようにしましょう。
1つでも犯人に渡っている情報が少ない方が良いのです。
詐欺師と連絡を絶つ
詐欺師と連絡するのを一切やめましょう。
連絡をしてしまうと、心を揺さぶられてしまうので新たにお金を送ってしまったり、新たな情報を教えてしまったりする可能性があります。
そのため、連絡を一切やめることが大事です。
可能な限り個人情報を変更する
可能な限り個人情報を変更しましょう。
変更する候補として、以下の4つをピックアップしてみます。
LINE ID
犯人との連絡ツールであることの多いLINE。可能であれば、IDを変更しておきましょう。
IDを変更するのが難しい場合、IDからの友達登録を許可しない設定に変更しておきます。その他QRコードを変更しておくなど、このように対策をしておきましょう。
メールアドレス
メールアドレスを教えてしまった場合、犯人の連絡先をブロックするだけでは連絡をブロックできないでしょう。
犯人は無数のメールアドレスを持っていると思った方がよく、メールアドレス自体を変更しない限り、連絡がつく状態となってしまいます。
そのため、メールアドレス自体を変更するか、他のメールアドレスを使用するようにした方が良いでしょう。
電話番号
電話番号を知られてしまった場合、携帯であれば、新しく番号を取得することを検討しましょう。
新しい番号にすぐ移行できない場合、新しい番号をメインの運用に徐々に移行ししばらく二台持ちをするのも良いでしょう。
住所
住所を教えてしまった場合、引越しを検討する必要があります。
国際ロマンス詐欺の場合、犯人が家に直接訪ねてくるケースは少ないかもしれませんが、詐欺につながるような手紙をよこしてくる可能性は考えられます。
警戒を強めておく必要があるでしょう。
国際ロマンス詐欺師に個人情報を教えてしまった場合は、以下別サイトの記事も参考にしてみてください。
詐欺被害にあった場合は…?
詐欺被害にあった方で返金をしたい方は下記の相談先がおすすめですが、結論から言えば、弁護士事務所がおすすめです。
しかし、詐欺師の情報不足から弁護士に依頼をうけてもらえない場合があります。
そういった場合は、調査会社に相談をし詐欺師の情報を少しでも得る必要があります。
弁護士事務所に相談
海外FX詐欺に詳しい弁護士は事例に精通しており、数々の返金実績を持つ弁護士もいます。
なので、海外FX詐欺に詳しい弁護士事務所へ依頼することで、最新の事例や犯人の情報が手に入るということもあります。
また、詳しい弁護士は行政機関や金融機関、その他国外の捜査機関とも連携していることがあり、事態が一気に解決するというケースも多いのが特徴です。
依頼を進めることによって実際に返金ができたり、あるいは犯人が日本の警察や海外の警察に逮捕されたという事例もあります。
調査会社(TCSC)に相談

詐欺師の情報不足により弁護士や警察に相談しても動いてくれないケースがあります。
このような状況に陥った場合は調査のプロである調査会社に相談する事をおすすめします。
特に当サイトがオススメしている調査会社”TCSC(東京中央信用調査)”に無料相談する事によって詐欺師の情報が得られる可能性があります。
調査会社の調査レポートを弁護士にもっていく事で弁護士が依頼を受注してくれることや早期解決に繋がる事があります。
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まとめ
国際ロマンス詐欺師に個人情報を教えてしまうことは、このように様々なリスクがあります。基本的に個人情報が流出してしまった場合は弁護士に相談して、二次被害の防止を行う必要があります。
また同様に弁護士に相談することによって、被害回復が可能なケースもあります。
まずは弁護士に相談してみましょう。