最近テレビのニュースやバラエティ番組でも相当数取り上げられるようになった『国際ロマンス詐欺』。
昔からこの手の国際ロマンス詐欺に関するバラエティ番組での取り上げはあったものの、多くの人が「対岸の火事」くらいに思っていたのではないでしょうか?
しかし最近になって、日本国内で国際ロマンス詐欺が急増しています。ここでは国際ロマンス詐欺に引っかかって多重債務に陥らないため、ネットの護身術を伝授していきます。
マッチングアプリやSNSなどを通じた国際ロマンス詐欺や海外FX/仮想通貨詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。
「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」などの悩みを抱えている方は、国際ロマンス詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決します。
【おさらい】国際ロマンス詐欺とは

おさらいとして、国際ロマンス詐欺に関する基礎的な情報をご紹介していきます。
国際ロマンス詐欺は詐欺師が「どうも!国際ロマンス詐欺師です!」と名乗ることはまずありえないため、特徴から詐欺である可能性を見抜いていく必要があります。
具体的には以下のような特長があります。
出会いはSNSやマッチングアプリ
国際ロマンス詐欺の主な出会いの場所はSNSやマッチングアプリです。
SNSはInstagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)など。
マッチングアプリでは、Pairs(ペアーズ)、Omiai(お見合い)、Tinder(ティンダー)、with(ウィズ)、Tapple(タップル)などが当てはまります。
すでにこれらのツールをお使いの方もいらっしゃるでしょう。
つまり、詐欺師は思っているよりも身近にいて、あなたを狙っています。
医師や実業家、軍人や令嬢を名乗る場合が多い
報道や実際に当サイトに寄せられている被害相談を総合する限り、詐欺師は医師、実業家、軍人や名家のご令嬢を名乗っているケースがほとんどです。
軍人であれば軍の規則で、駐留先の都合で、など要求に対して理由づけをしやすく、医師は女性が憧れる仕事のため名乗っている人がいます。
実業家は投資詐欺の場合に多く、ご令嬢は男性むけに名乗る場合が多いようです。
甘い言葉でささやきかけてくる
ロマンス詐欺師は知り合ってすぐにI love youとささやきかけ、ダーリン、ハニーなどとあなたのことを呼んでくるでしょう。
また、運命のあなた、など日本人の彼氏彼女からは聞けないような甘く積極的なアプローチを受けることもあります。
国際ロマンス詐欺の特徴については『横山法律事務所』の公式サイトで詳しく解説されています。もっと知りたい方は是非ご覧になってみると良いでしょう。
国際ロマンス詐欺に引っかからないためには

国際ロマンス詐欺に遭遇しないようにするにはどのような方法が取れるでしょうか。
特に現在恋活・婚活中の方は以下のようなポイントに気をつけることで、ご自身の活動の幅を必要以上に狭めることなくネットでの恋愛探しを謳歌できるでしょう。
外国にいる相手とマッチしない
まずは、外国在住の相手とマッチしないことが大事になってきます。
国際恋愛を目指すのであれば、SNSで突然きたDMに返さずに、関係性を重ねてからアプローチしてくれるような誠実な人と関係を持ちましょう。
可能な限り、複数人が集まるような言語交流パーティーや言語交換アプリを使うとよいでしょう。
ただし、最近は言語交換アプリにも国際ロマンス詐欺師の形跡が確認されています。十分に注意してマッチングするようにしましょう。
詐欺の手口を知っておく
詐欺がどのような手口であなたの財布の中身を狙ってくるか知っておくことが大事です。
聞いたことのある詐欺のパターンで相手が迫ってきたときには、詐欺の毒牙にやられる前に気付けるかもしれません。
具体的な手口については当サイトでも多数ご紹介している通りです。基本的に一発勝負で詐欺を仕掛けてくることはまずありません。
ある程度の信頼関係を積み重ねてから詐欺を働くケースが最近は流行しているため、十分に注意して下さい。
金銭の要求があった時点でやりとりをやめる
ここで一つ質問です。
あなたが誰かを好きになったときに、その相手に金銭の要求をするでしょうか?金の切れ目が縁の切れ目という通りで、大切な人にお金は要求しないのではないでしょうか。
もし、良い雰囲気の人にお金を要求されたら断ってやりとりを中断しましょう。
国際ロマンス詐欺かも?と思ったら

「この人、もしかしたら国際ロマンス詐欺師かも?」と思った時には、どのような対応ができるでしょう。恋愛が絡んでいるため、非常に悩ましい問題ではありますが・・・
国際ロマンス詐欺に遭遇すると全財産どころか、親族の財産まで吸い上げられてしまう可能性があります。
心を鬼にして国際ロマンス詐欺師の可能性がある場合には、毅然とした態度で対応するようにしましょう。
相手とのやりとりをやめる
結論から申し上げると、詐欺かも?と気づいた時点でやりとりはやめましょう。
怪しいと思ったからもう騙されない、ではなく、きっぱりと関係を断たないと相手の話術にズルズル引きずられてしまい、気づいたらお金を払ってしまっているかもしれません。
相手との関係は続けず、きっぱりとやりとりをやめましょう。
運営に連絡をする
マッチングアプリやSNS経由でやりとりをしている場合、その運営に連絡をして、相手のアカウントを通報しましょう。
相手のアカウントのうち1つを潰せるだけですが、同じ人が使ってるアカウントがあれば一気に潰せる可能性があります。通報は無意味ではありません。
友人・知人に相談する
“詐欺かも”と思ってもいい雰囲気の人を疑うのは気がひけるものです。そんなときに、周りの人の冷静な一言が目を覚まさせてくれることもあるでしょう。
気軽に相談できる友人関係を構築しておくのも詐欺への対策になるのです。
警察に連絡をする
騙された・騙されそうになったらまずは警察へ詐欺として被害届を出しましょう。
ただし、警察には被害届を出されると捜査の義務が生じるため「被害届は出せません」と煙に巻かれる場合もあります。
そのような場合は弁護士同伴で行くと良いでしょう。
証拠がない場合は調査会社に相談
詐欺師の情報不足により弁護士や警察に相談しても動いてくれないケースがあります。
このような状況に陥った場合は調査のプロである調査会社に相談する事をおすすめします。
特に当サイトがオススメしている調査会社”TCSC(東京中央信用調査)”に無料相談する事によって詐欺師の情報が得られる可能性があります。
調査会社の調査レポートを弁護士にもっていく事で弁護士が依頼を受注してくれることや早期解決に繋がる事があります。
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【おすすめ】弁護士に連絡をする
弁護士に連絡して相談することは有効な手段です。
すでに金銭的な被害が発生している場合は、弁護士は非常に頼りになる味方となります。
警察に被害届を出すという場合も想定されますが、こちらも弁護士同伴だと警察の対応がガラッと変わるという声が多数聞かれます。
どちらにしろ、弁護士にお願いするのはおすすめの方法です。
まとめ
今回は国際ロマンス詐欺に遭遇しないように、という部分からどのような対処法が取れるかについてご紹介してきました。
特に恋愛中の方や、お相手探しに熱中されている方は国際ロマンス詐欺師の毒牙にかかりやすい特徴があります。
護身術を身に着けて、健全な恋愛ができるようになりましょう。
また、すでに被害に遭われている方はいち早く弁護士にご相談ください。