最近、国際ロマンス詐欺の被害に遭う方が増えてきました。
そして元々女性向けの債務トラブルの解決方法や情報提供を行ってきた当サイトにも、国際ロマンス詐欺被害に遭われた方からの情報提供をいただくことが増えてきました。
そこで今回は被害を未然に防ぎ、防止するという目的で、当サイト読者の方から頂いた国際ロマンス詐欺の被害体験談をお送りします。
※類似した事件が多発していると考えられますので、この記事を読んでピンときた方はこれ以上の送金はストップしましょう。そして仮想通貨の詐欺被害や国際ロマンス詐欺の被害に強い弁護士に、返金の被害回復などをご相談ください
当記事は、国際ロマンス詐欺の被害に遭い、取り返しのつかない事態になってしまった方からの投稿を元に作成しております。
今回ご紹介する被害者K.Y(仮名)さんの場合も、国際ロマンス詐欺の典型的なパターンでした。
Kさんは元々美容関係の会社を経営されている女性起業家の方で、主に『Facebook(フェイスブック)』では輸入先を含めて海外の方とのやり取りが多かったということでした。
それでは、Kさんからの国際ロマンス詐欺の被害体験談をお届けします。
マッチングアプリやSNSなどを通じた国際ロマンス詐欺や海外FX/仮想通貨詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。
「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」などの悩みを抱えている方は、国際ロマンス詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決します。
【国際ロマンス詐欺】Facebookのニセ米兵からお金の無心!645万円を騙し取られた体験談~前編~

こんにちは。Kといいます。
私は2年前に起業したばかりで、日々奮闘しているところでした。
(※2年前に任意整理をしたばかりでもあり、未だに当時を懐かしんでこちらのサイトをよく拝見していました。笑)
私が経営している美容関係の会社は海外とのやり取りが非常に多く、主にSNSとしてはFacebookを利用していました。
海外のとある企業とビジネスのやり取りをしていた時のことです。
いつも通り、Facebookでやり取りしていると、突然知らない人からメッセージが送られてくるようになりました。
それも私がオンラインの時を狙ってメッセージが届くんです。(警察から教えてもらったこととして、おそらく私は最初からある程度、目をつけられていた可能性が高いそうです。)
最初は「え?どういう事?」と驚きましたが、よく見てみたらそれは、私が取引している企業の担当者の友人のアカウントでした。
それなら関係者だろうと思い、またアメリカではFacebookが未だに勢力を保っているため、このようなことは日常茶飯時という考えもありました。
平和維持活動中の米兵と突然の出会い
そんなあるタイミングで、私はある米兵の方からいきなりメッセージを受け取りました。
「Hello friend,i’m u.s Army i work under the state government as a soldier but currently in Syria for a peacekeeping mission.」
(訳:こんにちは。私は米国陸軍の兵士で、今はシリアで平和維持活動の任務に就いています。)
と書いてありました。
「へー、そうなんだ。」と私は返事をしました。この時は何も考えていませんでした。忙しかったこともありますし、何よりいろんな人とつながることが私の喜びだったからです。
すると今度は、「Honey,I felt in love with you so much that I cannot read your text anymore……」
(訳:一目惚れしてしまいました。あなたの文章を読むことができないほどに・・・)
実際のところ、私はこのメッセージに・・・ドキッとしました。
なぜなら私はプロフィールの写真を変えたばかりで、なおかつそのプロフィール写真はプロのカメラマンの方に撮影していただいた、自信のあるモノだったからです。
すっかり気を良くした私は「お世辞でも嬉しい、ありがとう」と返信をしました。
すると、彼とのやり取りが始まったのです。彼からのメッセージはほぼ毎日でした。
彼曰く、平和維持活動ミッションの中で自由時間が限られているため、限られた時間で自分の思いを伝えられるように、とのことだったんです。
アメリカンな熱烈アプローチ&国際ロマンス詐欺の序章…
それからというもの、彼から届く大量のメッセージが私の心の支えのようなものになりました。
彼とのやり取りが始まって2ヶ月くらいが経過しました。そんな時に彼から、ハニーへプレゼントを送りたいとメッセージが届いたんです。
「えっ、私に!?一体なんでしょう・・・」
私はびっくりしつつ、喜んで彼に了承の旨を返信しました。
私は彼へ、このタイミングで個人情報を教えました。
「It is my best pleasure to have send you a present,hon!」
(訳:ハニー、あなたにプレゼントをお送りできることは私の喜びです。)
しばらくして、彼は私に荷物を送ってきました。
その中身は、可愛いテディベアでした。
私はその贈り物に大感激して、早速写真を撮ってFacebookにアップしました。
「Thank You very much! That bear will let you remind me when I am offline.」
(受け取ってくれてありがとう!このくまちゃんはきっと、僕がオフラインの時にも僕を思い出させてくれるはずだ)
そんな、メッセージのやり取りが続きました。
プレゼントのやり取りもあって私は、すっかり彼のことを信頼し、そして恋人だと思うようになりました。
(女性起業家と米軍兵士の恋なんて、ちょっとかっこよくないですか?笑)
突然の母親の手術費の無心
でもそんな時彼からこんな相談が来ました。
「ハニー、実は僕の母親が重い難病にかかっていて、医者からは余命1年だと言われている。もちろん治療費もかさむけど、とても払える金額じゃない。僕は少しでも早く母親に手術を受けさせたいと思ってる。でも今の給料じゃ足りない。だからハニー、お願いだ。僕の母親の手術のためにお金を貸してくれないか。」
今思えば、この時点で変だと気づくべきでしたが・・・この時の私は、こんなに素敵な人が困っているのなら助けないと!という気持ちになっていました。
そこで私は、投資用に持っていた仮想通貨を送金することに決めました。
(でも・・・ここで大きなミスを犯してしまったことには、後から気がつきました。)
彼にウォレットのアドレスを聞いて仮想通貨を送金した後、彼からは感謝のメールが届きました。
「Hey Honey. Thank you very much. We are happily planning on giving her operation at a later date and it is expected our final days.」
(訳:ハニー、本当にありがとう。僕らは近いうちに彼女に手術をする手はずを整えられる予定なんだ。数日で実行できると思うよ。)
私は「よかったね!頑張ってね!」と返事をしました。
しかし・・・ここから事態は急展開を迎えます。
彼から浮気を疑われる!?
数日後、突然彼が私にこうメッセージを送ってきたんです。
「What’s up b**ch!?」
(何してる?このヤリ〇〇女!)
信じられない豹変ぶりです。
まさか彼が何か悪いDrugでもやっているのではないかと思い・・・どうしたの?と冷静に聞きました。すると彼からは、とんでもないメッセージが返ってきたんです。
「You said you love me, right?」
(愛してると、言ったよね?)
「I’ve heard by someone that you are texting with other army guy!」
(他の軍属の男とメッセージをしていると聞いたぞ!)
完全なる誤解です。
しかしこれは、冷静に考えれば私の心をつなぎとめるための「悪質な工作」だったのだと、今ならわかります。
しかしこの時の私はお金を渡しているほど信頼している相手から、浮気を疑われていると思ってしまい・・・必死に弁明をしてしまったんです。
詐欺被害にあった場合は…?
詐欺被害にあった方で返金をしたい方は下記の相談先がおすすめですが、結論から言えば、弁護士事務所がおすすめです。
しかし、詐欺師の情報不足から弁護士に依頼をうけてもらえない場合があります。
そういった場合は、調査会社に相談をし詐欺師の情報を少しでも得る必要があります。
弁護士(横山)に相談
海外FX詐欺に詳しい弁護士は事例に精通しており、数々の返金実績を持つ弁護士もいます。
なので、海外FX詐欺に詳しい弁護士事務所へ依頼することで、最新の事例や犯人の情報が手に入るということもあります。
また、詳しい弁護士は行政機関や金融機関、その他国外の捜査機関とも連携していることがあり、事態が一気に解決するというケースも多いのが特徴です。
依頼を進めることによって実際に返金ができたり、あるいは犯人が日本の警察や海外の警察に逮捕されたという事例もあります。
調査会社(TCSC)に相談

詐欺師の情報不足により弁護士や警察に相談しても動いてくれないケースがあります。
このような状況に陥った場合は調査のプロである調査会社に相談する事をおすすめします。
特に当サイトがオススメしている調査会社”TCSC(東京中央信用調査)”に無料相談する事によって詐欺師の情報が得られる可能性があります。
調査会社の調査レポートを弁護士にもっていく事で弁護士が依頼を受注してくれることや早期解決に繋がる事があります。
TCSCの詳細をチェックしたい方は、下のボタンをクリック!
前半のまとめ

このようにKさんは、米軍兵士を名乗る男性にまず200万円近いお金を送金してしまいました。
皆さんは記事を読んでいてお分かりの通り、この事案は国際ロマンス詐欺被害の典型例にして、被害額が大きくなりやすいタイプの詐欺です。
後半の記事ではこの後、Kさんがどのような手口で、さらなる被害にあってしまったのかを詳細に解説していきます。
後編はこちら↓↓
