「国際ロマンス詐欺で破産した」
という書き込みやブログが最近増えています。
とはいえネット上の情報だけなので、実際そんなことはあるの?と思ってしまう方も多いでしょう。
結論から言えば、国際ロマンス詐欺で破産された方は沢山いらっしゃいます。
外国人彼氏を装った国際ロマンス詐欺師とラブラブな甘い日々を送った後に待っている末路について、ここでは注意喚起の目的でご紹介します。
マッチングアプリやSNSなどを通じた国際ロマンス詐欺や海外FX/仮想通貨詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。
「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」などの悩みを抱えている方は、国際ロマンス詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決します。
国際ロマンス詐欺で破産なんてあり得るの!?
当サイトでは国際ロマンス詐欺で破産なんてあり得るの?と質問されたら必ずあります。と答えるようにしています。
それほどまでに国際ロマンス詐欺は悪質でまた被害額も大きくなる傾向にあります。
それほどまでに国際ロマンス詐欺は悪質でまた被害額も大きくなる傾向にあります。
報道されている限りでは、特に被害額が大きいものとしては1億円以上の被害に遭ってしまったという女性もおり、あながち国際ロマンス詐欺で破産するのはありえないことではないでしょう。
【国際ロマンス詐欺】外国人彼氏が詐欺師だった!被害の事例まとめ
外国人彼氏が国際ロマンス詐欺師だった!と言われてもなかなかピンとこない人も多いでしょう。
そこでここでは、実際の被害の事例としていくつか実例を基にエピソードを紹介します。
事例1:言語交換アプリで出会ったイタリア人イケメンが詐欺師だったパターン

この事例での被害者は、言語交換アプリでイタリア語や英語の勉強を行っていました。
言語交換アプリとは、文字通りお互いに言葉を教え合うようなコミュニティアプリの総称だと思っていただければ良いでしょう。
ここで出会ったイタリア人のイケメンが日本語を勉強したいと言うので、片言の日本語や機械翻訳を使った英語で毎日楽しくやり取りをしていたところ、メッセージのやり取りで熱烈なアプローチを受けオンライン上ではあるが付き合うことになりました。
そして数ヵ月後、彼から病気の母親のための治療費が必要だけど銀行口座が国の情勢で凍結されてしまったとの話を受け、将来の母になると勘違いしてしまっていた被害者の女性は彼にお金を送ることにしました。
もちろんこのお金は実際に会った時に現金で返してもらえるという約束がついていました。
それから数ヶ月あまり断る事に母親の手術代や治療費や施設に入所するためのお金が必要などと言われてお金を送金し続け、総額は380万円に上っていきます。
最終的に国際ロマンス詐欺師とは連絡が取れず、音信不通になってしまいました。
また、プロフィール画像をも検索してみたら同じような顔がたくさん出てきたのでフリー素材であることが分かってしまいました。
事例2:米軍兵士を名乗るイケメンとの危険な恋の末路

この事例の被害者は40代の独身女性です。
ある日Facebookで突然メッセージを送ってきた米国人のイケメンがおり、この人とやり取りをしているところ、彼は米軍兵士であり現在戦地に赴いていて作戦実行中の隊員であることが分かりました。
いつ何がどうなるかわからないという極限の状況で、あなただけが癒しだ・・・などと言われてすっかりその気になってしまい、除隊(軍をやめること)したら結婚するという話までトントン拍子に進みました。
すると今度は結婚指輪を送りたいから住所を教えてくれなどと言われて被害女性は舞い上がって住所を教えてしまいました。
すると今度は数日後税関職員を名乗る人物からメールが届き「米軍兵士からの贈り物について税関で現在ストップしている」「追加の関税を払わないと日本へ荷物を届けることができない」と関税の支払いを求められたのです。
彼に連絡を取ってみると彼はとても申し訳なさそうに「結婚するのだから一度は必ず会うことになるだろう」「今度会った時に必ず払うから立て替えてくれないか、ハニー」などと言います。
これもまた舞い上がって支払ってしまいました。
そこからが彼女の地獄の始まりでした。
これだけで話が進めばかえって良かったのですが、実際に結婚指輪が届いてしまったのです。
それも結構なダイヤモンドがついた指輪で、完全に信じ込んでしまった女性はその後、その男性から求められるがまま複数回にわたって送金を続けてしまい最終的に被害総額は2千万円以上となってしまいました。
もちろん最後まで会えることはなく、家族から強烈に促された女性は個人的に用意できたルートを通じて米軍へ問い合わせを行いました。
すると米軍関係者からは「そもそもそのような戦地は現在存在せず、同じ名前・条件の隊員も米軍には存在しない」という趣旨の回答が得られてしまいました。
ここで初めて夢から覚めてしまった女性は2千万円以上の被害を抱えさらに失恋というダメージまで負ってしまいました。
当然このことを彼に突きつけると即座にSNSがブロックされ、音信不通になってしまったということでした。
国際ロマンス詐欺の被害事例をもっと見たいという場合は、以下のサイトをご覧ください。
【結論】国際ロマンス詐欺で被害にあった時は?
国際ロマンス詐欺で被害にあった時は、結論として被害回復は即座には難しいということを覚えておきましょう。
つまり、借金して国際ロマンス詐欺師に送金してしまっていた場合は、すぐにお金が返ってくるということはなかなかありません。
さらに警察に駆け込んだとしても犯人逮捕ができるかどうか、また被害届がそもそも受理されるかどうかも怪しいところがあり、結果的に泣き寝入りになってしまうケースも多くあります。
ただ、弁護士に相談することで返金ができた事例もあるにはあります。
弁護士であれば法的な手続きを元に詐欺師に返金請求を行ったり、詐欺師の口座を凍結させることができるので、場合によってはお金が戻ってくる可能性もあります。
返金を求める場合は時間との勝負なので、騙されたことに気づいたらいち早く弁護士に相談するようにしましょう。
弁護士やそのほかの専門家に相談した結果ダメだった…という場合は、借金そのものを減らす債務整理を活用する方向で動きましょう。債務整理については以下の記事で詳しく解説しています。

証拠がない場合は調査会社に相談
詐欺師の情報不足により弁護士や警察に相談しても動いてくれないケースがあります。
このような状況に陥った場合は調査のプロである調査会社に相談する事をおすすめします。
特に当サイトがオススメしている調査会社”TCSC(東京中央信用調査)”に無料相談する事によって詐欺師の情報が得られる可能性があります。
調査会社の調査レポートを弁護士にもっていく事で弁護士が依頼を受注してくれることや早期解決に繋がる事があります。
TCSCの詳細をチェックしたい方は、下のボタンをクリック!
まとめ
今回は国際ロマンス詐欺で破産に至ってしまった事例をご紹介いたしました。
どちらも、非常に悪質な詐欺であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
このようにSNSで知り合った外国人彼氏は、もしかしたら国際ロマンス詐欺師の可能性があります。
もちろん、中には本物の「愛」というケースもあるでしょう。
・・・が、割合としてどちらが多いかは、もう皆さんお察しの通りです。
詐欺に引っかかってしまった!と気付いたら、早めの弁護士への相談がオススメできるでしょう。
弁護士やそのほかの専門家に相談してもダメだったという場合は、債務整理を検討してみてください。