投資をあまりやらない方には馴染みのないツールとして、MT4というものがあります。こちらは投資のチャートをチェックできる非常に有用なツールです。
そしてこの次世代のツールとしてMT5というものがあります。
しかしMT5は日本国内ではあまり知名度が高くないことから、詐欺の温床として使われやすく・・・最近は特に、女性を中心にMT5を悪用した悪質な投資詐欺に遭遇してしまうという事例が増えています。
ここではMT5を絡めた投資話に要注意!というトピックで、詐欺被害を防ぐための方法をご紹介していきます。
マッチングアプリやSNSなどを通じた国際ロマンス詐欺や海外FX/仮想通貨詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。
「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」などの悩みを抱えている方は、国際ロマンス詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決します。
MT5(meta trader5)とは

2011年にロシアのメタクオーツ社が開発したFXのトレードツールの事をいいます。
有名なツールであるMT4の次世代バージョンで、MT4より動作スピードが早い特徴があります。
ただし日本国内では現状、MT5を導入しているFX会社は少なく、旧システムのMT4を導入しているFX会社の方が多いのです。
MT4用に作られたカスタムインジケーターや、EAが利用できない事もあり、導入が進んでいないというわけです。
国際ロマンス詐欺でMT5を悪用した詐欺が急増中!

残念なことに、国際ロマンス詐欺でMT5を悪用した詐欺が急増しています。
国際ロマンス詐欺はもともと、来日費用を求めるケースが多かったのですが、最近は投資に勧誘してお金を騙し取る詐欺が増えています。
日本国内であまり使い方が認知されていないMT5を悪用することによって、詐欺師としては色々な部分で都合が良いというわけです。
例えばMT4であれば、チャートの変動がある程度ユーザーの方でも理解できるため、ここはおかしい!など、気づくこともあるでしょう。
しかしMT5の場合はツールが新しいため、表示が多少本筋と異なっていてもなんとか騙しやすいという特徴があるのです。
MT5を悪用した投資話の特徴

MT5を悪用した投資話の特徴には以下の3つがあげられます。
- 実際に会ったことのない外国人から誘われる
- 儲かってるように見せかけられる
- 送金口座が個人名義の銀行口座
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
実際に会ったことのない外国人から誘われる
SNSやマッチングアプリなどのメッセージを利用して、直接会ったことない外国人から投資に誘われるケースが増えています。
これは、国際ロマンス詐欺の手段の1つとも言えるでしょう。
儲かっているように見せかけられる
1,000円が10万円になる等、すごいお金が増えて儲かる、と勧誘されるのも特徴です。
積立NISAなど貯金の資産運用ではほぼお金が増えず、給与が減っている場合、魅力的に感じるケースも多いと考えられます。
しかし一般的にお金が100倍に増えるような投資はハイリスクハイリターンで危険です。
得られる可能性のある金額=失う可能性のある金額というわけです。
送金口座が個人名義の銀行口座
送金口座が個人名義の銀行口座である場合、正規の取引所とは言えません。
それにもかかわらず、送金先は個人名義の銀行口座であることが多いのが特徴です。
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MT5を悪用した投資詐欺を防ぐには

MT5を悪用した投資詐欺を防ぐには以下のような対策を取ると良いでしょう。
成績の良すぎる投資話を信じない
投資話が良すぎる場合、信じてはいけません。
うまい話には裏がある、というのは、今も昔も有効な考え方です。
簡単な投資はないと心得る
大原則として投資は簡単なものではありません。
「あなたにもできる」
「お金を入れるだけ」
など、簡単すぎる投資は怪しむべきです。
何事も王道に近道なしとは昔からよく言いますが、投資の世界もこれとまったく同じことが言えるのです。
投資先の情報を調べる
金融庁に登録されていないサイトやアプリでの投資はNGです。
特に日本国内の場合、金融庁が登録を受け付けていない業者で取引を行うと被害回復が難しいケースがほとんどです。
『国際ロマンス詐欺に引っかからないためには?ネットの護身術を伝授します』
詐欺被害にあった場合は…?
詐欺被害にあった方で返金をしたい方は下記の相談先がおすすめですが、結論から言えば、弁護士事務所がおすすめです。
しかし、詐欺師の情報不足から弁護士に依頼をうけてもらえない場合があります。
そういった場合は、調査会社に相談をし詐欺師の情報を少しでも得る必要があります。
弁護士事務所に相談
海外FX詐欺に詳しい弁護士は事例に精通しており、数々の返金実績を持つ弁護士もいます。
なので、海外FX詐欺に詳しい弁護士事務所へ依頼することで、最新の事例や犯人の情報が手に入るということもあります。
また、詳しい弁護士は行政機関や金融機関、その他国外の捜査機関とも連携していることがあり、事態が一気に解決するというケースも多いのが特徴です。
依頼を進めることによって実際に返金ができたり、あるいは犯人が日本の警察や海外の警察に逮捕されたという事例もあります。
調査会社(TCSC)に相談

詐欺師の情報不足により弁護士や警察に相談しても動いてくれないケースがあります。
このような状況に陥った場合は調査のプロである調査会社に相談する事をおすすめします。
特に当サイトがオススメしている調査会社”TCSC(東京中央信用調査)”に無料相談する事によって詐欺師の情報が得られる可能性があります。
調査会社の調査レポートを弁護士にもっていく事で弁護士が依頼を受注してくれることや早期解決に繋がる事があります。
TCSCの詳細をチェックしたい方は、下のボタンをクリック!
まとめ

近年、国際ロマンス詐欺が増加傾向にあり、中でもMT5を利悪用した詐欺の被害が多くなっています。
ターゲットは、投資や資産運用に関する知識がない人が多く、国際ロマンス詐欺関連として警察も目を光らせるようになりました。
実際に被害にあった方は、被害に遭ったと気づいていないケースが多いため、少しでも怪しいと思ったらすぐに弁護士へ相談しましょう。
横山法律事務所では、詐欺被害に関する実績も多く、無料相談も受け付けていますので、ぜひ一度相談してみてください。